4/23 東京ヒルクライム HINODEステージ 1


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今年最初のヒルクラムレース。練習レースの位置づけなので、特に疲労抜き期間を設けたりもせず、毎週の峠TTのつもりで参加してきた。結果から先に申しますと、なんと年代別2位という予想外の好成績を収めることができた。表彰台なんてまだまだ先のことだと思っていたから、これには驚きましたねぇ。まあ総合順位は209人中19位と大したことないのだけど。何はともあれ今年の目標のひとつ「どんなレースでもいいから、とにかく入賞する」を表彰台という形で達成できたよかったです。

コースは約8kmと短め。試走をしなかったので、前日にネット動画で確認したところ、前半4kmくらいは30〜40kmくらいのハイペースで進んでいる。ほぼ平坦ですな。林道に入ると一気に勾配が上がりヒルクライムっぽくなる。道が細い上、蛇行したり、ふらつく人がちらほらと見え、なんだか危なっかしい。抜かしにくそうだ。そして激坂が終わるとちょっと平坦があってフィニッシュ。

僕の課題はスタート直後、集団にもみくちゃにされて位置を無駄に下げてしまうとこと。特に富士ヒルはひどかった。雑兵トレインに追いつくまでに、かなり苦労をした記憶がある。目標が自己ベスト更新などであれば、抜いた抜かれたよりマイペースを維持するほうが大事だけど、順位を狙うのであれば別、ちゃんと集団について行かなくてはならない。目標レベルを上げると、ヒルクライムもロードレースっぽくなる。

で、レース当日。チーム雑兵からは、バスさん、青木さん、べっちさん、山本さん、bbさん。BOSSさんが参戦。

受付を済ませる。参加賞は歌舞伎揚げ、ボトル、ミネラルウォーター、カステラ、と中々よい。さて、次はウォームアップといきたいが、地面が前日の雨で濡れていたので、3本ローラを置きたくない。しかし実走は寒いし逆に体を冷やしてまう。どうしたもんかと悩んでいたら、クルマにブルーシートを積んでいたのを思い出した。非常時に備えて僕のトランポにはいろいろ積んである。

30分ほど回す。いい感じに体が暖まる。心拍はあまり上げられなかったが、手すりのない状況では、あまりハードに回せないし、こんなもん。転倒して怪我でもしたら目も当てられない。

開会式後、雑兵メンバーと合流してスタート地点へ下山。みんな第1グループなので談笑しながら待機。こういう時、仲間がいるとリラックスできてよい。

スタート20分前にアスリチューン赤を飲む。この種のサプリには懐疑的だったのだけど、数日前、ローラー練の前に飲んだら、異常に調子がよかったので、引き続き使用することにした。

いよいよスタート。交通規制は左車線だけなので、センターラインをはみ出るのは厳禁。なので集団の密集度は高い。遅れないように回す。思ったより速くない。これならついていけそう。左車線の右側を走っていたので、センターライン上に置いてあるコーンに注意する。後ろでパコーン!ガシャーン!という音がしたので接触転倒した人もいるようだ。

横の人と肩で押し合いになったり、前輪がコーンを掠めたり、危ないシーンもあったが、集中していたので恐怖は全く感じない。目線を遠くにおいて集中集中。前では数名が逃げいるようだ。ロードレースっぽくていいねぇ。

無事、集団内の位置を下げずに、激坂区間に突入。あとは回すだけだ。

どんどん抜かす。集団の前に位置していた人たちなので、一定の脚力があり、ふらついたり蛇行する人もいない。これも前で走るメリットですな。

BMCのジャージを着た人と競り合いをしながら距離を消化していく。激坂が終わり平坦区間に入る。ゴールは近い。BMCの人と差をつけたかったので、思い切り踏むがあまり差はつかない。ちゃんとついてきている。平坦区間なので一度前を譲ってドラフティングに入ろうと脚をゆるめる。あれ、中々来ないなと思った瞬間、さっと右側からオーバーテイク。すぐに追走するが、目の前のコーナーを抜けた瞬間にゴール!おお、そんなところにゴールとは。思ったより平坦は短かった。見えにくい場所にしているのはリスク回避の為なんでしょうね。

その時は、まあ、しゃーないなという感じだったのだけど...(続く)