10/7 湘南国際村→帰省1日目


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帰省前に3時間ほどのライド。いい感じ。

3連休、2泊3日で大阪に帰省する。本来は箱根ヒルクラが終わってオフシーズンのつもりで予定していた帰省旅だったが、月末の日の出ステージにエントリーしたことでオフは1ヵ月先に延びた。2日間走れないのは少し痛いが、コロナ明け以降走り続けていたし、いい休養だと思うことにする。

帰省、年々気が重くなる。とは言え認知症の母親の世話で父親と姉に負担をかけているし、いろいろ話し合うこともある。正月だけ帰ってすぐに帰るというわけにはいかない。大体正月に込み入った話をする余裕などない。

家に入るとまず母親の表情が今までとは違うのに気づく。生気が無く無表情。認知症が進行していても、僕が帰る時だけはテンションが上がって元気そうに見えていたのだが今回はそれがない。話しかけても特に反応がなく、間もなく自室に引き返していった。もう僕のことを認識できていないのだろうな。

家の空気が良くない。息が詰まりそうなモワっとした不快感を感じる。窓を開けてもすぐに母親が窓を閉めてしまうので、中々換気ができないらしい。

家の汚れも目に付くようになってきた。母親は潔癖症で元気な頃はどこもかしこもピカピカに磨かれていたが、認知症が進むにつれて当然そんなことは不可能になった。父親は元気だが、この広い家、そこまでの管理ができるわけがない。今までがむしろ綺麗過ぎた。

しかし単なる汚れというより、ちょっと不衛生な感じがしてきている。特に水回り。視力が衰えてるから見えないのだと思う。老夫婦が住むにはこの家は手に余るようになってきているが、かと言って家を代えるわけにもいかない。

姉と父親から母親の近況を聞く。認知症はさらに進んで(見てすぐにわかるが)かなり大変らしい。不機嫌な時が多くデイサービスにもあまり行ってくれない。とにかく頑固で言うことを聞かない。父親の心労もかなりのレベルになっている。

3時半起きだったので9時くらいにベッドに入るが、父親が見てるテレビの爆音で寝られない。耳が遠いからテレビのボリュームが自然に上がる。テレビを見るならリビングで見て欲しいんだが、まあ耳栓を忘れた僕が悪い。とても寝ていられないのでリビングへ避難する。早く寝たいなあ...

23時くらいになるようやく父が就寝する。僕も寝室に戻るが目が冴えてなかなか寝付けない。ようやくウトウトし始めると、おもむろに母親がドアを開けてくる。入ってくるでもなくじっとこちらを見ている。何やねん。とりあえずドアを閉めて追い出す。

やれやれと再びベッドに入ると、今度は母親の部屋からテレビの爆音が鳴り響く。時計を見ると4時。今晩はもう寝られそうにないなあ。つらい。