6/24 北海道旅行 Day4 ロングライド


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この日は一日時間をもらってロングライド。口内炎の薬が効いてきて、朝食を痛みなく食べることができた。普通に物を食べられるって素晴らしいですなあ。ようやく北海道らしい食事が楽しめそうだ。

豊富温泉からオロロンライン~ノシャップ岬~宗谷岬~浜頓別~豊富温泉という210kmのルートを作っていたのだが、浜頓別から豊富温泉の道をストリートビューで確認すると鬱蒼とした森の中で、途中でグーグルカーが切れている箇所もある。ガーミンコネクトのヒートマップでもうっすらとした線があるだけで、交通量は極めて少ないと思われる。当然のことながら自販機なんて無いし、電波も届かない。こういう道を50kmも一人で走るのはリスキーだと思われるので、手前の猿頓別で豊富に戻るルートに変更。こちらの方が距離が短いし、交通量も多少は多そうだ。自販機と電波がないことには変わりは無いが。

ストリートビュー空白地帯

朝は寒いのでウィンドブレーカーを羽織って出撃。サロベツ原野を横切ってオロロンラインをひたすら北上。追い風でとても気持ちがいい。利尻富士がとても綺麗。それなりに交通量はあるが、道幅が広いので車はかなりの間隔を空けて追い越してくれるからストレスは皆無だ。

利尻富士

 

2時間でノシャップ岬に到着。急に空気が変わる。真冬のような冷たい風に変わる。

稚内市街地で十分な補給をしておく。自販機も何もないようなところを何十キロも走るので過剰なくらい補給には気を遣う。神奈川周辺みたいに気軽にノーコンビニ走とかできない。どんな田舎道でも突如ハッピードリンクの自販機が現れるここいらとは違うのだ。

宗谷岬の手前でオキタクさんオススメの「白い道」に入ってみる。舗装路だと思っていたのだが、普通にグラベルだし、かなりのヒルクライム。無限軌道のタイヤ痕で振動が激しいし速攻でギブ。旅行最終日に車でこの辺りに来る予定なので、その時に行ってみよう。

宗谷岬を越えて太平洋側に出ると、それまで快晴だった天気が急に曇りに変わる。そのうち深い霧が現れてめちゃくちゃ寒い。冷たい風も逆風となり、すこぶるつらい。猿払村までの30kmを耐え忍ぶ。

猿払村はホタテが有名なんだそうだ。村に入るとホタテの店がいろいろあるが、妻から「まるごと館のホタテ丼がオススメ」と言われていたので、迷わずまるごと館に突入してホタテ丼を注文。

sarufutsu.jp


美味しいですなあ。ホタテってこんなに美味しい生物だったのか。量もたっぷりだし食べ応えがある。味噌汁もちゃんと出汁をとっていて美味しい。もっとホタテ料理を食べたかったが、現金の持ち合わせがないのでこれで撤収。

猿払村から内陸に進路を変える。すぐに天気が快晴に変わり暑くなる。相変わらずの爆風だが、冷たくないだけマシだ。頻繁にシカとかキツネを見かける。ちゃんと前を向いて気をつけねば。

無事、豊富温泉に帰着。牛乳飲んで、温泉入って少し休んでから待望のジンギスカンを食べに行く。宿から徒歩数分のところにある温泉施設に併設される食堂で、現地でもとても人気がある。やっぱりおいしいなあ。ここのジンギスカンはオンラインショップでも販売していて妻がたまに買ってくれる。割と何回も食べてるけど、全く飽きない。ほんど好きだわ。

豊富町ジンギスカン。独特のジンギス鍋で周りに溝に水を入れる。