富士ヒル2 前日


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前日の大雨で道路状況は悪い。東名が通行止めになっててR246は大渋滞。山北では側道を使ってみるがこっちも大渋滞でどうにもならない。みんな考えることは同じですな。長い時間をかけてようやくR246に復帰。大渋滞とはいえR246はゆっくりとでも動いているのでこちらの方がマシだったかも知れない。

しかし断固としてR246を避けるべく足柄峠へ行ってみる。こちらも通行止めの可能性が高いが、グーグルマップではまだ大丈夫みたい。ワンチャンにかけて突っ込んでみる。みんな考えることは同じで普段の足柄峠では考えられないほどの交通量となっている。だがしかし...地蔵堂から先は通行止めの電光表示が出ている。やっぱりダメかあ。こんな日は何をやってもダメですな。男らしく王道(R246)を行くしか無さそう。足柄峠からR246に復帰するまでにまた渋滞があり、ここまでで既に3時間もかかっている。小細工を弄するほどドツボにはまる。

この渋滞はどうやら小山町バイパスの通行止めで起きてるみたい。で、僕がバイパスに差し掛かった瞬間に通行止めが解除されて一気に車が流れる。後は順調で、ようやく富士ヒル会場に到着。

しかし、これだけあちこちで通行止めが起きているほどの大雨。スバルラインが無事なわけがない。致命的な損傷はなかったとしても、かなりの土砂流入や倒木があるだろうし、あの長い道路を半日で清掃なんてできるわけがない。こりゃ中止だなと思っていたが、会場は普通に盛り上がっていて中止の雰囲気なんて微塵もない。15時に開催可否のアナウンスがあるみたいだが、これはやる気だろうと判断して受付と荷物預けを済ませる。

山中湖湖畔にある宿にチェックイン。4500円の民宿で相当ボロいが、今回は最初からわかっていたので問題はない。部屋は広々してるし、湯沸かしポットもある。大浴場は素晴らしい。不満などあるわけがない。

15時を過ぎたのでサイトチェックするがまだ結論は出ていない。17時に最終判断するそうだ。難航してるなあ。さすがに無理だったか。中止になったら荷物回収でまた会場に行くことになるのか、面倒だなあ、などと考えながら17時を待つ。宿の近くに旨そうなハンバーガーショップがあり中止になったら行くか...ビールも買って一人で宴会することを夢想する。

17時、開催決定との知らせ。良かったですなあ。僕は別に中止でもよかったが、ものすごい意気込みで臨んでる方が多いので、彼らのことを思うとほんと良かったです。しかしよくこの短時間で復旧できたなあ。めちゃくちゃ大変だったと思う。後で聞いたところによると地元の方が総出であたったみたい。ありがとうございました。

ハンバーガー宴会はお預け。レース前夜の定番食、食パン3枚と牛乳を食べて、ゼッケンを貼って、英語アプリをちょっとしてから7時半に就寝。

なんか外が騒がしくて目が覚める。時計を見ると11時過ぎ。何やら大人数による掛け声と手拍子が聞こえる。このあたりは合宿場所として有名だから、学生が打ち上げかなんかで盛り上がってるのか。うるせーなあと思いつつ、しばらくしたら終わるだろうと気にしないことにする。苛つくとよけいに眠れなくなるから平常心をキープする。

しかし宴は中々終わらない。終わったと思ったらまた始まる。マジかよーいつまでやってんだ。これはちょっとありえないだろう。それでもまだ波があるというか断続的に静かになるのでウトウトとは寝られた。

1時過ぎ。収まるどころかどんどんヒートアップしている。めちゃくちゃ盛り上がってる。延々と手拍子や歌が聞こえる。もはや寝れる状況ではない。これは学生の打ち上げなどではありえない。今時こんな元気のいい学生がいるわけがないあ。ていうか日本人のテンションはない。声をよく聞くとラテン系の言語のように聞こえる。

そうこうしているうちに起床時刻の2時になる。早く寝たせいで、とにもかくにも3~4時間は寝られた。いつものように10時くらいに寝てると一睡もできないところであった。

外を確認すると向いの建物で宴会は行われていた。思ってた通り外国人だった。南米系の人かな。誰も苦情とか入れないのだろうか。同じ建物の住人は大変だったと思うが...。

レース当日の定番朝食、食パン3枚を食べて3時に出発。