レース当日の夕食は宿の近くにあった王将で。久しぶりですなあ。関西の標準食なので大阪にいた頃はよく食べたもんだが、こちらに来てからは数回しか行っていない。店舗数が少ない上、大抵ひどく混雑しているから足が遠のいていた。まあわざわざ時間と手間をかけて出向いたりする類の店でもないし、行動圏内にないと行く機会がない。
で、今回たまたま宿の近くあって、ちょうど餃子を食べたい気分だったので、これ幸いと出かけた。
まず驚いたのが店内が清潔さ。油でぬるぬるになった床に滑りそうになるのが王将式の歓迎のはずだったのに....。
餃子定食と唐揚げを注文。最初に餃子が運ばれてきた。
なにこれ、めっちゃ美味しい。王将の餃子ってこんなだったっけ？もっと大味というか大衆的で、むしろそれが良さでもあったのだけど、ここで出てきたのはもう少し品が良くて真っ当に美味しい餃子。いい意味で普通。そう、餃子なんかこれでいいんだよなあ。
次は唐揚げ。え、何、めちゃくちゃ美味しい。関東ではまず食べられない出汁の効いた唐揚げ。そう、これが本当の唐揚げなんだよ。こういうのを食べたかったんだ。関東みたいにニンニクと皮と衣でごまかしたようなものではなく、ちゃんと肉厚。鶏肉を食べてる感がある。これが500円くらい。レバニラとか麻婆豆腐もこのクオリティなんだろうか....。
全国の王将がこのレベルだったらすごいけど、どうなんだろうな。なんとなく関西だけのような気がする。
