10/4 箱根ヒルクライム 年代2位 43分52秒


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這う這うの体でゴール(撮影:あさとさん)



体重51.5kg 起床時心拍47

今年最初で最後のレース、箱根ヒルクライムに参加してきました。これを目標に身体を作ってきたけど、9月上旬に左膝を少し痛めて、それ以降は練習は控え目に。若干不安はあるけど、一応ちゃんとは走れているので問題は無いだろう。

■4:30 起床&アップ1回目
起きてすぐに40分ほどローラー。心拍170まで上げておく
朝食は納豆と味噌汁

■6:00 出発
駐車場確保の為、早めに出発。雨が降ってるがすぐに止みそう。ターンパイクから程近いコインパーキングに駐車。雨が止むまで待機。コーヒーを飲みながら食パン2枚を食べる。

■8:00 アップ2回目
久しぶりの3本ローラー。40分適当に回す。

■9:00 荷物預け
下山用荷物を持って会場へ。5分もかからない。知人が既に集まっていて軽く雑談。

前日にチェーンを交換したのだが、前と全く同じゴリゴリ音が復活。マジかよ~、絶望的な気持ちになるが、今更どうしようもないので、このままいくしかない。インナーのチェーンリングがアカンのやろなあ。

■9:30 アップ3回目
15分アップ。心拍170まで。着替えて準備をする。

隣に駐車されていた方としばし雑談。76歳の方で、こういうイベントは初めてとのこと。目標は完走。コースの様子や走り方を聞かれたので「10km程、キツい勾配が淡々と続きます。とにかく飛ばし過ぎないように、ゆっくりマイペースで走ってください。周りの人は序盤からぶっ飛ばすでしょうが、くれぐれも釣られないように」と伝える。「飛ばし過ぎないように」は大事なことなので5回くらい繰り返しておいた。レースは初めてでも、ちゃんと練習はされているようなので大丈夫でしょ。

 ■10:00 会場入り
ゴリゴリ音を鳴らしながら会場入り。気のせいだと思い込むことにする。

稲葉さんと待機場所に並ぶ。位置は真ん中後方くらい。ネットスタートなので前にいる意味はないし、しかも計測開始地点は結構な勾配がついているので、加速して通過したい。これだけでも数秒の差はつくだろう。最後尾でもいいくらいだが、あんまり後ろ過ぎても先頭が確認しにくくなる可能性があるので、この辺くらいで。

■10:50 レーススタート
強豪ロードレーサーのYさんがスッと追い抜いていくので後ろにつかせてもらう。じわじわと先頭集団との差を詰めていって合流。彼らより後のスタートなので無理に追い抜く必要はない。270~290wくらいで淡々と。一人また一人といなくなり、気が付くと単独になっている。9割くらいのパワー感なので全然余裕がある。少しペースを落として巡航モードに入る。

なんだかあっけない。このまま勝っちゃうのかな...なんて思っていると後ろからギアチェンジの音がする。ま、このまま終わるわけないようなあ。とりあえず先に行かせて様子を見る。同じカテゴリー、ゼッケン番号4003と4025の2人パック。

厄介なことになった。このペースでこの時間帯に追いついてきたということは、僕より大分後に計測開始点を通過したはず。このまま集団ゴールすると、着順関係なくタイム差で僕が自動的に3位になってしまう。つまり僕が1位になるには彼らを完全に千切って、かつ結構なタイム差、少なくとも10秒以上の差をつける必要がある。

気になるのは彼らがどういう強度感でここ追いついてきたのか。必死こいて全開できたのか、ペースを刻んで淡々ときたのか。前者ならチャンスはあるが、後者なら無理ゲーに近い。観察してみてもよくわからない。まあ多分後者だろうなあ。

とにかく僕がここでやるべきはペースアップしてふるい落とすこと。できれば10km以降のアップダウン区間に入る前にある程度差をつけておきたい。

結構な強度をかけるが一向に離れる気配はない。逆にペースを上げられて必死でついていくこともしばしば。4003氏はとても強力で、彼と競ってるうちに4025氏がドロップ。これで4003氏と一騎打ちになった。

アップダウン区間に入る。こういう下って登るレイアウトは僕が得意としてるところ、一気に勝負をかける、が力が出ない。湿った花火みたいにプシューと力が抜けていく。こんなんじゃ当然4003氏は余裕でついてきますよ。下りも踏めずに全然スピードが出ない。4003氏との競い合いで思ってた以上に消耗してたみたい。

何度目かの登り返しでついにドロップ。もう脚がスカスカ。一気に差を付けられて勝負あり。後は2位を確定させるべく最後の一滴まで力を振り絞る。ダンシングでも260wしか出ない。

ボロ雑巾みたいな状態でゴール。キツかった。4025氏とはそこそこ差が開いているようなので2位は大丈夫だろう。

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撮影:ボリコさん


このレース、1位しか眼中がなかったし、その自信もあったので少々ショックではあった。しかしまあ完全に力負けなので納得はしている。しょうがないですな。後でツイッターのフォロワーさんに教えて頂いたが、4003氏は白石峠では相当に速い方らしい。

そんな感じで今シーズは終了。

隣の76歳氏は90分ぐらいで無事完走したそうです。おめでとうございます!すごいですなあ。

そういやレースはゴリゴリ音は気にならなかったな。何でだろう。