4/29 あざみラインとSOYOラテックスチューブ

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4/28に冬季閉鎖が解除されたので、雑兵のノリスケさん、松さんとともに早速登ってきました。

いつものように「道の駅ふじおやま」に車を停めて、アップがてら10kmほどの緩い坂を登って「道の駅須走」へ。そしてここで自走で来た松さんと合流。雑談もそこそこにして、すぐに登り始める。

この日の目標はシッティングで走りきること。ロングライド中の峠越えなんかでは、いろんな筋肉を使いたいのでスタンディングを多用するけど、ヒルクライム一本勝負ならオールシッティングに限る。スタンディングは無駄な体力を使うだけだ。あざみ対策として導入した34/28のギアが威力を発揮するか。

最初の直線区間。青空の下、くっきりと見える富士山を拝みながら10%の坂を登る。あざみラインに来たな〜と感じさせる風景だ。なんか心拍の上がりがいまいち。なかなか170を超えない。僕は170以上じゃないとまともには走れないので心配になる。先週のレースの疲労を引きずっているのか。

鳥の絵を過ぎて、つづら折れ区間でノリスケさんと先頭交代する。そしていよいよ馬返しへ。ここまで走ってきてコンパクトクランクの恩恵は大いに感じる。ちゃんとそれなりのケイデンスが維持できる。しかし狩休手前の超きついところで、ついに立ち上がってしまった。ギブアップ。ま、それでもケイデンスは40以上をキープできていたので別にいいか。

後半、僕が苦手とする高標高地特有の冷たい風が吹いてきて脚が鈍る。最後まで心拍の吹け上がりがいまいちで、さほど調子は良いとは思わなかったのだけど、結果的には55分53秒とベストを大幅に更新。もっと乗り込んであざみライン用の身体を作っていけば、もう少し伸ばせるかも。

続いてノリスケさんと松さんもゴール。お二人とも速いのでほとんど待つことはない。椎茸茶を飲んで雑談もそこそこにしてさっさと下る。このメンツだとサクサクと事が進むので気楽で良い。

で、下りでパンク。あざみラインの下りでパンク。怖ぇ〜。新品のSOYOラテックスチューブ(2,700円)が1回目の使用でおしゃかに。帰宅して調べてみるとまたバルブ付近だ。これで3回目。これだけ続くと偶然じゃないと思われるのでいろいろ調べてみた。

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僕はスルーしてしまったのだけど、箱には下記のような注意書きが同梱されている。やはり同じような事例は多いみたいだ。原因としては、ラバーベース(バルブ根元の黒い部分)とリムとの間に空間があると、伸度の高いラテックスはそこに巻き込まれてしまう、ということらしい。

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対策としてはリムナットをちゃんと締めてから空気を入れましょう、となっている。いつもそうしてるんだがなあ。素人考えだけど、手順を逆にして、先に空気を入れてバルブベースとリムを密着させてから、リムナットを締めたほうがいいような気がする。そもそもリムナットっているのか?ミシュランとかヴィットリアのラテックチューブはネジが切られていないよねぇ...

とにもかくにも、今まで通りのやり方だと同じことの繰り返しなので、今度は空気を充填してからリムナットを締めたいと思います。そして、ここは緩みやすいので小まめに締めなおすと。めんどくせぇ!

僕は狂信的ラテックスチューブ原理主義者なのだが、SOYOはちょっとなあ...軽い以外特にメリットもないし、繊細過ぎる。ミシュランかヴィットリア製がいい。ノートラブルだし空気の抜けも比較的ゆるやか。特に気を使うこともなく普通に使えます。

 

ソーヨータイヤ(SOYO TYRE) ラテックスチューブ LATEX TUBE W700×23~~25C 仏式

ソーヨータイヤ(SOYO TYRE) ラテックスチューブ LATEX TUBE W700×23~~25C 仏式

 

 

 

 

4/23 東京ヒルクライム HINODEステージ 2

会場に戻ってリザルト表を見ると、なんと年代別2位!うひょー!マジかよ。前には結構人がいたから、まさかそんな上位と思わなかった。

浮かれ気分でその辺をウロウロしていたら、べっちさんが近づいてきて「リザルト表見ました?1位とほとんど差はないですよ」と。改めてリザルトを確認しに行くと、実に0.75秒差。そう、優勝者は最後まで競り合ったBMCの人であった。まさかあのバトルが優勝争いだったとは...

優勝された方をちょっと調べてみたら、昨年の同じレースで1秒差で2位なんですね。見事に雪辱を果たされたようです。

最後はちょっと悔しいですが、とりあえずは人数の少ないレースであれば、入賞を狙えるレベルになれたことを素直に喜びたいです。まだまだこれから。

次は車坂峠ヒルクライム。これも試走なしで挑むことになりますが、ゴール地点だけはきっちりと確認したいと思います。

4/23 東京ヒルクライム HINODEステージ 1

今年最初のヒルクラムレース。練習レースの位置づけなので、特に疲労抜き期間を設けたりもせず、毎週の峠TTのつもりで参加してきた。結果から先に申しますと、なんと年代別2位という予想外の好成績を収めることができた。表彰台なんてまだまだ先のことだと思っていたから、これには驚きましたねぇ。まあ総合順位は209人中19位と大したことないのだけど。何はともあれ今年の目標のひとつ「どんなレースでもいいから、とにかく入賞する」を表彰台という形で達成できたよかったです。

コースは約8kmと短め。試走をしなかったので、前日にネット動画で確認したところ、前半4kmくらいは30〜40kmくらいのハイペースで進んでいる。ほぼ平坦ですな。林道に入ると一気に勾配が上がりヒルクライムっぽくなる。道が細い上、蛇行したり、ふらつく人がちらほらと見え、なんだか危なっかしい。抜かしにくそうだ。そして激坂が終わるとちょっと平坦があってフィニッシュ。

僕の課題はスタート直後、集団にもみくちゃにされて位置を無駄に下げてしまうとこと。特に富士ヒルはひどかった。雑兵トレインに追いつくまでに、かなり苦労をした記憶がある。目標が自己ベスト更新などであれば、抜いた抜かれたよりマイペースを維持するほうが大事だけど、順位を狙うのであれば別、ちゃんと集団について行かなくてはならない。目標レベルを上げると、ヒルクライムもロードレースっぽくなる。

で、レース当日。チーム雑兵からは、バスさん、青木さん、べっちさん、山本さん、bbさん。BOSSさんが参戦。

受付を済ませる。参加賞は歌舞伎揚げ、ボトル、ミネラルウォーター、カステラ、と中々よい。さて、次はウォームアップといきたいが、地面が前日の雨で濡れていたので、3本ローラを置きたくない。しかし実走は寒いし逆に体を冷やしてまう。どうしたもんかと悩んでいたら、クルマにブルーシートを積んでいたのを思い出した。非常時に備えて僕のトランポにはいろいろ積んである。

30分ほど回す。いい感じに体が暖まる。心拍はあまり上げられなかったが、手すりのない状況では、あまりハードに回せないし、こんなもん。転倒して怪我でもしたら目も当てられない。

開会式後、雑兵メンバーと合流してスタート地点へ下山。みんな第1グループなので談笑しながら待機。こういう時、仲間がいるとリラックスできてよい。

スタート20分前にアスリチューン赤を飲む。この種のサプリには懐疑的だったのだけど、数日前、ローラー練の前に飲んだら、異常に調子がよかったので、引き続き使用することにした。

いよいよスタート。交通規制は左車線だけなので、センターラインをはみ出るのは厳禁。なので集団の密集度は高い。遅れないように回す。思ったより速くない。これならついていけそう。左車線の右側を走っていたので、センターライン上に置いてあるコーンに注意する。後ろでパコーン!ガシャーン!という音がしたので接触転倒した人もいるようだ。

横の人と肩で押し合いになったり、前輪がコーンを掠めたり、危ないシーンもあったが、集中していたので恐怖は全く感じない。目線を遠くにおいて集中集中。前では数名が逃げいるようだ。ロードレースっぽくていいねぇ。

無事、集団内の位置を下げずに、激坂区間に突入。あとは回すだけだ。

どんどん抜かす。集団の前に位置していた人たちなので、一定の脚力があり、ふらついたり蛇行する人もいない。これも前で走るメリットですな。

BMCのジャージを着た人と競り合いをしながら距離を消化していく。激坂が終わり平坦区間に入る。ゴールは近い。BMCの人と差をつけたかったので、思い切り踏むがあまり差はつかない。ちゃんとついてきている。平坦区間なので一度前を譲ってドラフティングに入ろうと脚をゆるめる。あれ、中々来ないなと思った瞬間、さっと右側からオーバーテイク。すぐに追走するが、目の前のコーナーを抜けた瞬間にゴール!おお、そんなところにゴールとは。思ったより平坦は短かった。見えにくい場所にしているのはリスク回避の為なんでしょうね。

その時は、まあ、しゃーないなという感じだったのだけど...(続く)