トランポ購入記1


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車の買い替えにあたってまず条件としたのが、

1.ロードバイクを分解することなく一瞬で積み込める
2.ACC搭載

以上の2点。1は商用の箱バン全般、2は今時の乗用車なら大抵搭載されている。しかし2点を満たすとなると選択肢は絞られ(普通商用車にACCなんかつかない)、現状はN-VANとアトレーしかない。しかし前者はN-BOXがベースでFF。荷室長が狭く、ロードバイクを積むにはフロントホイールを外す必要がある。そうであるならわざわざ商用車を選ぶ意味はない。で、残るはアトレーとなる。

アトレーは最近フルモデルチェンジされた。ハイゼットの上位グレードとなる位置付けで、N-VANが乗用車を商用車に寄せたものとするなら、アトレーは商用車を乗用車に寄せたものといえるだろう。商用車で初めてCVTを採用されたというのでも話題になっていて、何かの賞も獲ったみたいだが、車のメカニズムに疎い僕にはその意義はよくわからない。

てんこ盛りの装備のせいでベースグレードの商用バンより荷室は狭いがロードバイク丸ごとは乗せられる。

ひとつに絞られたところで平塚のダイハツで試乗を申し込んだ。もしネガが多かったら中古の普通車を買うつもりでいた。ロードバイク丸ごと積載ができないのであれば、別にバンに拘る意味は無い。乗りたい車に乗ればいい。新車のアトレーを買う予算があれば、そこそこいい中古車を買えるだろう。

妻とディーラーに出向き、いろいろ説明を聞いた後で実際に運転してみる。詰め込まれた装備のせいで運転席は狭い。しかも足元にはタイヤハウスがあるのでそれなりに窮屈さはある。まあそれは想定内。

いよいよ公道へ出てみる。まずエアコンに感動した。しばらくエアコンのない車に乗っていたから、エアコンがあることの素晴らしさを堪能させてもらう。

第一印象はとても良い。まあ前の車がボロくて古いサンバーだったので、それと比べれば何だって良く感じるだろうが、アクセルとブレーキのフィーリングはサンバーとほぼ同じなのが好印象。すんなり馴染める。レンタカーではたまにアクセルとブレーキのレスポンスがやたら敏感なのにあたる時があって、ああいうのだと疲れるし困る。

ターボがあるから湘南平の激坂も全くストレスなし。乗り心地もフィットとかN-BOXと変わらない。商用車といっても一般的な乗用車と比べると大した差はない。

妻も大層気に入ったみたい。助手席はさらに狭いが小柄に妻はあまり気にならない様子。

この車はキャブオーバーという運転席の下にエンジンがあるタイプでなので、ネットのインプレ記事では座席がめちゃ暑いといった感想が多く、実際、youtubeでも断熱施工の動画が大量に出回っている。試乗の際、確かに熱は感じた。ちょっと乗っただけであれだから長い時間乗ると結構なもんになりそう。もしこれを買うとすれば、真っ先に断熱施工をする必要がありそう。

試乗後、とりあえず見積書を作ってみらう。10万くらいの値引きを期待したが、たったの5万。渋いなあ〜。

とりあえず持ち帰って検討。