4/9 伊吹山ヒルクライム E3 8位


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JBCF初戦となる伊吹山ヒルクライムに参加してきました。6位入賞を目指したが力及ばす8位でフィニッシュ。春先でまだまだコンディションが上がっていない時期だし、6.8kg仕様にしたバイクのテストも兼ねていたので、必ずしもリザルトを狙っていたわけではなかったが6位には滑り込みたかったですね。でもまあ一時は20位近くまで落ちた順位を、最終的にはシングルまで取り戻したので最低限の仕事はこなしたといったところ。

15kmのフルコースの予定だったが、ゴール付近は凍結があったとかで急遽10kmのショートコースとなった。そうはいっても走ったことのないコースなので特に感想はなし。

前日は昼過ぎくらいに到着。関ヶ原観光や琵琶湖で釣りでもしたかったのだが、強風と雨と寒さでそれどころではない。一応石田三成の陣を見たりしたが、寒すぎて速攻で車に戻る。やることもないので早めにチェックインを済ませた。宿のWiFiが不調でやることもないので、飯食って本読んで9時くらいに就寝。やけに寒い部屋で暖房全開のまま寝た。

当日は6時くらいに起床。レースは12時スタートなのでゆったりとした朝。寒いけど土曜よりはマシか。日差しは暖かいが風が冷たい。

8時過ぎに会場入り。冷たい強風が吹き荒れて車から出られない。気温自体は高そうだが体感はめちゃくちゃ寒い。埒が開かないので長袖長ズボンでローラーをやる。

時間になりスタート地点に向かう。日差しは暖かだけどとにかく風が冷たい。体が震える。富士ヒルに備えて購入したEkoiの防風インナーとアームカバーを装着して臨むことにする。

デゲンコさんに荷物を預けていよいよレーススタート。

youtu.be


序盤は緩めのペースだったが、徐々にスピードが乗り始め集団は縦一列に伸びる。誰かが逃げてるようだが、僕の位置からはよく見えないし、そもそもついていくので精一杯で先を見てる余裕はない。年代別だったら数人しか残らないようなペースだが、そこはさすがJBCFといったところで、15~18人くらいはいるだろうか。人が減るのを待つが全然減らない。8分くらいで結局僕が最初にドロップしてしまった。みんな強いなあ。

8分くらいでギブ。さよならー

 

感心している場合ではない。このままでは入賞どころはシングルすら危うい。気持ちを切り替えて追走する。まだまだ大丈夫。

ここで初めてパワーメーターを見たが、何だかとてつもないパワーが出ている。こんな数値見たことない。何なんだこれは。調子がいいにもほどがあるだろう。これで千切れるって...どんな怪物が前を引いてるんだ...。

12分くらいでborikoさん

 

ぽつぽつと落ちてきたE3の選手を回収していくが、うーん...もっとわんさか落ちてくると思ったがそうでもない。まあ僕がここでできることは諦めずに走り続けることだけだ。幸いこの日の僕は超絶踏めてるので何とかなるはず。

前方に5~6人のパックが見え始める。なんとなくジャージに見覚えがあるのでおそらくE3の集団だろう。完全に力尽きていて屍のような集団になっている。じきに追いつき、そのまま追い越す。何人かついてくるかと思ったが、後ろをみると1人しかついてこない。結構な人数をまとめて抜いたので結構ジャンプアップしただろう。

21分、グルペット化した集団を抜いてジャンプアップ

 

ついてきた人に「前に何人いるの?」と聞くと「5人です」と。つまり我々は6位争いをしていることになる。距離は残り少ないし5位らしき選手は見えない。もう彼は前に出ることはないだろうなと。このままツキイチして最後に差して6位をとる魂胆は見え見えだ。

まあそれで結構。妙にペースを緩めて後続が追い付いてこられても集団スプリントみたいになったら困る。このまま緩めずに突っ走る。

27分 状況を聞く

 

勾配が緩めで、かつ逆風。前を曳き続けるのは中々大変だが、とにかくパワーが出てる。ペダルに足を置くだけで5倍、ちょっと力を込めると5.5倍。覚醒でもしたのか。

終盤、案の定彼はシャシャっと前に出てそのまま走り去る。かなりキレのいいアタックでついて行くとかそういうレベルではなかった。先頭交代とかしてても結果は変わらなかっただろう。そしてそのままゴール。

31分 差される

 

ものすごいパワーが出ていたせいか顎がガクガクになり、咳がとまらない。かなり限界まで追い込んだらしい。前代未聞のパワーだったので身体の負担はそうとうなもんだろう。

極寒の予報だったゴール地点待機場所は幸いとても暖かい。よかったなあ。景色もすばらしい。2時間ほど仲間と喋りながら楽し過ごす。

下山してリザルトを確認するとかくして8位であった。ツキイチ&チョイ差しの彼は勘違いしていたのか。ざまー😂

それにしても....とんでもパワーが出ていたはずなのにタイムは極めて平凡。単独逆風を差し引いても平凡。でパワーデータを調べてみると....

なんじゃこれは。左脚、めっちゃ引き足使ってやん(笑)もちろんこんなのはありえないので完全にバグ。こんなのは初めてだな。確かに毎回ちゃんとしてる校正をやってなかったように思う。改めて後から調べると10%くらい上振れていたみたい。実際は5倍くらい。まあ悪くは無い。この時期としては上出来でしょう。