3/10 ヤビツ

体重53.9kg 起床時心拍50

前日の夜、突然左脚の膝が歩くのも困難なほどの激痛に見舞われて焦る。マジかよ!FUCK!と毒づきながら就寝。起きたら治ってることを期待したが、全然治ってない。参ったな。

とりあえず自転車に乗ってみる。特に問題は無さげ。結局このまま痛みは消えてしまった。何なんだよ、この野郎。

いつものヤビメンが揃い1本目。昨日の強度がそれほどでもなかったので、そこそこパワーは出る。まっちょいさんとハァハァやりながら工事信号でストップ。20分247wぐらい。いい感じ。このワット数だと右脚の力も出ているはず。ケンボーさんと合流して再スタート。途中まで必死でくらいついて、いい感じの強度でゴール。

2本目。無尽蔵の体力を誇るまっちょいさんに一瞬でチギれながらもSSTは死守。休養重視で量のトレーニングは全然やってないので、持久力とか回復力は相当落ちてる。4月からは乗り込み少しを増やして、別の刺激を入れる必要がある。参る練も再開しそうな雰囲気だしボチボチと。

帰宅してデータを確認すると左右バランスは久しぶりの50/50。右脚が復活したっぽい。  

夕方から湘南のIMAXで「スパイダーマン:スパイダーバース」を鑑賞。アカデミー賞もとったし非常に評価の高い作品だったが、思ってたより遥かに上を行く出来でびっくり。こりゃすごいや。映画にはまだまだ鉱脈はあるんだな。基本的には3Dで観られるべき映画だけど、情報量が多すぎて多少のゴチャゴチャ感はあるので、2Dでも見てみたいもの。
 

3/9 足柄峠

体重54.0kg 起床時心拍50

久しぶりの百参る練で足柄峠へ。

調子が良かった2月の反動か、3月は少し落ち気味。右脚の不具合が再発して、出力が弱まっている。

追い風と集団走行効果で、タイムは34分台と異様に良い。しかし出力は230wほど、パワーを出し易い地蔵堂以降でも244w。右脚が弱い分だけ落ちている。心拍はきっちり上がっているので体調はいいのだが。

練習を再開して、思ったより早く怪我前のパワーに戻ったけど、ここからは簡単にいかないだろうな。240~250wぐらいに壁がある。ゴールドジムに通ってた頃、ベンチプレスも自分の体重くらいのウェイトに壁があって、結局は突破できなかったんだよなあ。

帰宅して左右バランスを確認すると左52右48。やはり右脚が弱い。ていうか左脚がやけに強いな。以前だとこの左右バランスはヤビツ50分くらいかかってた時のものだったんだけど。右脚を痛めていた頃、左脚ばかりで回していたから力がついたのかな。怪我の功名と言っていいのかどうか。

出力出力と騒いでる理由

2015年のGWからチャリに乗り始めて、2016年からレース活動、2017年から平日トレーニングを開始して、チャリ歴も今年で5年目。いろいろ感じるところはあるのだけど、何だかんだで自転車競技に最も必要なのはパワーなんじゃないかと最近思い始めている。

「パワーだけに気をとられてはいけない」
FTPが高くてもレースに勝てない」
「少ないパワーで速く走るのが大事」
ペダリングスキルが...」
「バイクコントロールが...」
「位置取りが...」

全部正しいと思う。でもそれらは一定以上のパワーがあっての話なんじゃないかと。モータースポーツでもまずはエンジンが強力でないと戦えないし、いくら腕の良いドライバーが空力や足回りに優れたマシンに乗っても、エンジンが軽トラ並じゃ勝てないだろう。僕がかつて、それなりに真剣に取り組んでいたモトクロスは、他のモータースポーツに比べてライディングテクニックのウェイトが高いけど、それでも強力なエンジンがあれば余裕のある走りができるし、豊かなトルクはライダーのスキル不足を補ってくれる。パワーの低いマシンでも速く走らせることはできるが、それには卓越したスキルが必要。エンジンパワーは大事。

というわけで今はとにかくワット数にこだわりたい。ひょこひょこ伸びることはないし、時間はかかるだろう。自分がやってる練習が果たして正しいかどうかもわからない。生まれつきの身体的資質にも関わってくることなので、既に頭打ちがきていて伸びることはないかもしれない。でも当分の間はそこから逃げずに正面から向き合っていきたい。