暗闇ヤビツときょうびのロードバイク用ライト

今日は雨を避けるために3時に出発、初の暗闇ヤビツでした。蓑毛までは薄明るいけど、その先は真っ暗。路面や先の状況がわからずとても怖かったです。コーナーでは何度かコースアウトしてガードレールにぶつかりそうになりました。

で、その中での出来事。後ろから車がやってきたので、端によけて先に行かせようとしたわけ。しかし中々抜いていかない。抜きづらいのかなと思って、さらに減速して路肩ギリギリまで寄せてみた。それでも抜いていかない。ぴたりと後ろに張り付いている。

マジかよ〜、なんか因縁でもつけられちゃうのかな。そういやこの辺で死体が発見されたことがあったっけ...などと恐怖に震えながらさらに減速して追い越しを促す。そしたらようやく追い抜いてくれましたよ。ホッとした瞬間「井口さん、おはようございます」だって。なんとチームメイトのマツさんじゃないですか。ていうかチャリだったのかよ!きょうびのチャリ用ライトって明るいんですな。

ヤビツライド自体はそんな感じで怖いし、すごい逆風だし、心拍も上がらないしで、グダグダだったのですが、マツさん遭遇のおかげで強度はあげられましたよ。で、帰宅した瞬間に雨。ちょうど良い塩梅でした。

FUJI-ZONCOLANヒルクライム 2017 年

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去年に引き続き参戦してきました。今年3回目の富士あざみラインのレースです。好きですねぇ。そして今回も雨。過去4回あざみラインのレースに参加してますが、全て雨。しょうがないですなあ。強烈な雨男or雨女でも絡んでいるのかしら。

とはいえ、ここはスタート地点にもゴール地点にも雨宿りできる場所があって、雨晒しの中で待機させられることもないですし、激坂で平均速度が遅い分、走行風に当てられることもないので、グレーチングにさえ気をつければ雨によるネガは比較的少ない。

デゲンコさんの荷物預かりサービスもあってアウターを2枚着込んでぬくぬく状態でスタート。そのおかげか過去最高レベルの調子の良さでした。土砂降り&落葉だらけという悪コンディションの中、53分10秒という6月の富士国際ヒルクライムで記録した54分43秒を1分半も短縮するという驚くほどの好タイムで終えることができた。入賞こそなりませんでしたが、今年最後のヒルクライムレースをこういう形で締めくくれて非常に満足しております。以下、レースレポート。

3:50 起床
4:00 ローラー(L2〜L3相当を20分)後、熱目のシャワー
5:00 朝食(牛乳とプロテイン、トースト2枚(チーズとオリーブオイル乗せ)、コーヒー)多分800kcalぐらい
5:45 出発、車内でバナナ1本 86kca
7:15 到着、受付と車検後、バナナ1本 86kcal
8:30 カセットコンロでお湯を沸かして、黒糖入り紅茶を飲む(これは最高。めっちゃ体が温まった)
9:10 スタート

デゲンコさんが荷物を預かってくれるので、アウターを2枚、直前まで着込む。寒さを全く感じずに済んだ。本当にありがたい。天候は雨。道路は落葉だらけとのこと。

序盤から上げていく。30〜50m先にウォークライドのA選手を捉える。KOHに引き続いてラップボタンを押し忘れでタイムはわからないが、彼を視界にとらえておけば、悪い結果にはならないだろう。心拍計が不調で調子の良し悪しはわからないけど、多分良さげ。中間地点で土砂降りに見舞われる。落葉を通過するときはスリップしないように慎重にトルクをかける。

馬返しを過ぎたところから雨が止む。気温が高くて暑い。雨ばかりのあざみラインレースだが、不思議と寒さに苦しんだ記憶がない。

A選手には追いつきかけることもあったのだけど、その度に離されて結局追いつけなかった。3位のイナーメの人は抜けるかと思ったが、僕の存在を確認してからペースアップ。速い人は最後に一発撃てるんだよなあ。

ゴールすると同カテゴリーの選手がすでに3人いたので4位だとわかる。入賞はできなかったが、遥かに格上だと思っていた選手についていけたので気分はいい。

下山後、ストラバでタイムを確認すると54分30秒。A選手を目視で捉え続けられた割に遅いなと思ったが、移動タイムは53分34秒になっているのでセグメントのかかりが悪かったんだろう。

・新しい試み1:食事
前日の食事は通常通りで特に増やさなかった。朝食もいつもレースより少なめの1000kcal。1時間ぐらいのレースだとそんなにグリコーゲンを溜め込む必要もないだろうとの判断。それにこれだけ絞って体重が少ないとエネルギーの消費量も少ないだろうし。

・新しい試み2:事前ローラー
雨の中ローラーを出すのが億劫なので、自宅で済ませた。本番まで4〜5時間の間が開くのでアップと呼ぶには微妙。そこで「事前ローラー」と名付けてみた。なぜこんなことをやろうかと思ったかというと、午前中雨で、午後から晴れるといった場合、ローラーをやった後に実走に出かけることがこれまで度々あった。その時の実走がすこぶる調子が良かった経験に依る。結果的にはこれが大当たり。でも近場のレースだといいけど、遠方だったり、朝が早いレースだと難しいね。

・その他
雨レースではボトルは不要
ランチパーティーの唐揚げ祭がすごかった

40kg台へ

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ついに40kgクラブに入会!これまで50.0kgジャストは何度かあったのだけど、ようやくその壁を越えましたな。まあ瞬間風速的なもんなので、3日後には50kg台に戻りましたが。越えたからと言って何がどうというわけでもないのだけど、カリカリに痩せたオッサンとか、なんか馬鹿みたいで面白いじゃないですか。おかげさまでみんなから「すごい!すごい!」と言われましたよ。もちろんこの「すごい」は必ずしも褒めているわけではなく、ゲテモノ的な意味でーゴキブリを食う奴が「すごい」というのと同じようなニュアンスでーということも重々承知しております。

普段から50kg前半をキープしているので、40kg台といっても数百グラム減っただけで実際には大して減ったわけではない。やったことと言えば節制を平日だけでなく、チート日の週末も、摂取カロリーが消費カロリーを多少下回るぐらいに調整したことくらいですかね。菓子パンをやめたり、ご飯をいつもの3分の2ぐらいにするとか。その分、野菜、たんぱく質、ヨーグルトなんかを大量に食べました。量が減る分、質には拘ったので皮肉なことに食事制限中の方が食費はかかってしまった。

こんなことを書いていると、ものすごい痩せ我慢してストイックに取り組んでいるように思われるかも知れないけど、そんな大したもんではないです。精神力とか根性ではなく、テクニックとしてこなす感じ。3食ちゃんと食べてましたし、炭水化物も減らしはしましたが、抜いたりはしてません。普段が過剰摂取気味なので、控えめくらいがちょうどいいんじゃないですかね。栄養にはかなり気を遣いました。まあこんな生活を一生やれと言われれば厳しいですが、年に数回の勝負レース前の数週間程度なら全然苦にならない。逆にデトックスされてる感じがして気持ち良ささえ感じ。

小学生の頃に体重になってしまったわけだが、今のところ減量によるネガはなし。ネガどころかめちゃ調子いいです。世の中には「痩せるとパワーが落ちる」とかいう理由でひたすら減量を拒否する方がいらっしゃいますが、そんなに太ってる方が有利なら、プロは全員デブじゃないとおかしいんですけどね。妙なところに拘ってないで、素直に節制して減量ぐらいすればいいと思うのだけど、なんか拘りがあるんでしょう。余計なお世話でした。