ツールド葛尾

ツールド葛尾に参加してきましたよ。 31kmのコースを2周するんですが、結果から言うと2周目で先頭から10分以上離れてしまい足切りタイムアウト、計測チップ没収のDNFとなってしまいました。とりあえずは1周はクリアできたし、運営が足切りの趣旨を理解していないのか、チップ没収後もそのまま走れて、結果的には2周走ったことになるので、まあ悪くはない。

今年後半の目標レースであったfuji-zoncolanが終わってからどうにも気が抜けてしまい、緊張感の無さは否めない。それでも何とか最低限のコンディションだけは整えおきましたが、もりもりランドの登りで危惧していた「心拍上がんねー、力出まへーん」状態になってしまい、その後の下りと平坦は一人旅。これでレースは終わりました。

そんな感じのアレなので「悔しい」とか「リベンジだ!」みたいな気持ちは全くない(そういうのはちゃんと努力して準備してきた人のみが口にできる言葉)のですが、やはりDNFというのは寂しいもんですな。

このレースは登坂力、下りスキル、バイクコントロール、位置取りなど、ロードレーサーとしてのすべての能力が試されるので、シーズンの締めくくりとしていいかも知れない。来年もこの時期にやるなら参加したいですね。

(前日)
08:30 マツさん、シカさん、ヘックンの4名で圏央道厚木IC出発
13:00 葛尾村に到着。雨の為、クルマで下見。タクミさんと合流してもう一周回
15:00 雑魚寝宿泊場所のみどり荘に入る。寝袋は村の方で用意してくれるとのことだったが、「洗濯代」として500円徴収されることが判明。聞いてねー。持参してきてよかった。BBQまで時間があるので、ウダウダ過ごす。修学旅行みたい。
19:00 BBQ。ビール、豚肉、ラム肉など。本気レースなら絶対パスするけど、今回はイベントレースなので適当に食う。脂っこいものを食べなれていないので、胃がもたれて苦しい。適当に抜け出す。
21:30 床が固くて腰が痛い。ほとんど眠れず。

(当日)
04:00 起床、飯とか便所でウダウダ過ごす。
06:00 ウォームアップ。しかし寒すぎてウォームアップにならない。ガーミンは氷点下の気温を示している。気分が悪くなって吐き気がするのでみどり荘に退避。
9:00 レーススタート

ローリングスタート。しばらくパレード走行だが、下り基調でスピードは出るし道も細いので怖い。最前列でスタートしたが、ビビってるうちにどんどん後方に押しやられる。

左折して9kmの登りへ。ここからアクチュアルスタート。集団のスピードが一気にあがり途端に一人旅に。フルパワーで踏んでなんとか5~6人の集団にジョイント。ここまで来るのに結構脚を使ってしまったが、とにかく1周目で足切りは避けたかったので、2周目の事は考えず、とにかく全力で踏む。

ここからはいいペースで距離を消化。集団には与那嶺選手もいて中々楽しい。

そして勝負所のモリモリランド3kmのヒルクライムへ突入。集団を抜け出して前に出る。が、何故か逆にどんどん抜かれる。登りの入り口で抜いた与那嶺選手にも抜かれる。あれ、おかしいなと思いサイコンを見ると、心拍はたったの111bpm。あかん奴や。今まで抜いてきた人全員に抜かれて、下りも平坦も一人で走る羽目になり、事実上レースは終わり。

11/3 宮ヶ瀬流しとツールド葛尾

100milsヤビツ練に参加したかったが、2日後にツールド葛尾があるので断念。あんな高強度、中1日で回復するわけがない。最近雨続きで外を走っていないので、実走感覚を取り戻す為に宮ヶ瀬をゆるっと流してきた。

脚を使いたくないので、北岸ではなく大回りコースを走る。天気もよく気持ちいいですなあ。今後の練習計画を考えながら淡々と流す。6月の富士ヒルと10月のゾンコランに照準を合わすなら3月と7月が勝負月だよなあ。その勝負月にハードな練習を課すなら2月までの土台作りが重要、などとぼんやり想う。

ツールド葛尾はトレーニングレースなので特に目標などはないけど、心拍上がんねー、力出まへーん、みたいなのは最悪なのでコンディションだけはばっちり整えております。

いつものようになるべく頑張らずにやりますよ。「頑張ります!」なんてのは準備不足の人間が口にするセリフだ。準備をしっかりとしていれば頑張る必要なんてないです。そんな口先だけの「頑張り」など力みにつながるだけで、百害あって一利なし、本番はいつだってリラックスしてヘラヘラと臨むのだ。

暗闇ヤビツときょうびのロードバイク用ライト

今日は雨を避けるために3時に出発、初の暗闇ヤビツでした。蓑毛までは薄明るいけど、その先は真っ暗。路面や先の状況がわからずとても怖かったです。コーナーでは何度かコースアウトしてガードレールにぶつかりそうになりました。

で、その中での出来事。後ろから車がやってきたので、端によけて先に行かせようとしたわけ。しかし中々抜いていかない。抜きづらいのかなと思って、さらに減速して路肩ギリギリまで寄せてみた。それでも抜いていかない。ぴたりと後ろに張り付いている。

マジかよ〜、なんか因縁でもつけられちゃうのかな。そういやこの辺で死体が発見されたことがあったっけ...などと恐怖に震えながらさらに減速して追い越しを促す。そしたらようやく追い抜いてくれましたよ。ホッとした瞬間「井口さん、おはようございます」だって。なんとチームメイトのマツさんじゃないですか。ていうかチャリだったのかよ!きょうびのチャリ用ライトって明るいんですな。

ヤビツライド自体はそんな感じで怖いし、すごい逆風だし、心拍も上がらないしで、グダグダだったのですが、マツさん遭遇のおかげで強度はあげられましたよ。で、帰宅した瞬間に雨。ちょうど良い塩梅でした。