メリダ スクルトゥーラ7000Eに乗り換えて約一ヶ月

メリダ スクラトゥーラ7000Eに乗り換えて約一ヶ月、このニューマシンに良い意味でまだ慣れていない。快適性と軽快な乗り味は、未だに新鮮な感動を味合わせてくれる。大抵の場合、良い道具に変えた当初は使い勝手の良さに感激するものの、やがてそれが当たり前になって次第に何も感じなくなってくなるものだが、このマシンはまだまだ底が見えていない。走りながら「ええなあ~」としみじみ思う。あまりに気持ちよすぎて、以前よりも信号が嫌いになってしまった。いい気分になっているところを止められてしまうので、非常にストレスフル。渋滞もまた然り。イライラしてつい舌打ちしてしまう。何度も信号で止められた先日のヤビツTTでは気が狂いそうになった。もうヤビツには永遠に行かねぇ、と心の中で絶叫した。今後はますますトランポ運用が増えるだろう。

乗り心地だけでなく、峠のタイムもオフシーズンにもかかわらず1~2分速くなってるので、性能もいいのだろう。こりゃ手放せませんな。

褒めてばかりなのもあれなので、不満点をいくつか。

・ダイレクトマウントブレーキ
きっと良いものなのだろう。だからこそ導入しているのである。しかし1ユーザとして意見を言わせて頂くなら「めんどくせぇ」のひとこと。まず、掃除がめんどい。車体をひっくり返さないといけないし、何だかメカメカしくて細かいところの汚れが取りにくい。あと、ブレーキ本体がBBの下から左の外側に少し出張っているので、左クランクに取り付けているガーミンのケイデンスセンサーと干渉する。ペダル寄りにずらせばいいのだけど、そうすると今度はシューズに干渉してしまう。当然パワーメータも付けられない(付ける予定はないが)。もし普通のブレーキのバージョンがあれば、多少のデメリットはあってもそっちを選んだだろうな。

・リアホイールが外しにくい
これはフレームではなくデュラ9100の問題。プーリーがホイール側に寄っているので、今までみたいにガチャンと外せない。コツを掴めば何てことはないが、最初は中々外せなくて苦労した。出先でこうなると少々カッコ悪いので、9100ユーザーの方は練習しておいた方がいいかも。

映画の話2

前の続き。

・3位「日本で一番悪い奴ら」

youtu.be

実際に起きた事件をモチーフにした今年最高の娯楽映画。終始ニヤニヤ笑いが止まらない。事件自体は笑い事じゃないのだけど面白いものは面白い。悲劇と喜劇は表裏一体。そこはマイケル・ベイの名作「ペイン&ゲイン」に通じるものがある。アクの強い役を必死で頑張る綾野剛がいいですなあ。「え、買うんですか?」は今年のベストセリフです。

恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白 (講談社文庫)

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・2位「この世界の片隅に

youtu.be

本来なら今年のぶっちぎりナンバーワンなんだが、僕は原作の愛読者で、この作品の凄さを事前に知っていたからインパクトは少々落ちるのはしょうがない。原作を知らずにに見ていたら、腰を抜かすほど感動しただろうなあ。映画を最初に見た人がうらやましい。主人公すずの声を担当したのん(能年玲奈)の声もいい。実写化するとしたらすず役は彼女以外考えられませんなあ。お国がご大層な名分でおっ始めた戦争で、世の中がが大騒ぎしていても、結局のところは人は日々の日常を生きるしかない。ご飯を作り、家を掃除して、町内活動もちゃんとやる。いつの世でも変わらない地に足がついた生活がそこにある。そういう目線で戦時中の広島を描いた作品。刻一刻と「あの日」が近づいてくる緊張感がたまらない。

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

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足柄峠ファストラン

昨日は消化不良に終わったし、疲労も無さげなので、足柄峠まで4時間ファストランへ。調子がよければTTにしてもいい。

身体は軽くて特に疲労も感じなかったのだが、なぜかスピードが出ない。ケイデンスも上がらないしもうグダグダ。昨日のヤビツ後、風呂とストレッチをサボったせいか。