雑兵チーム練 足柄峠とスクルトゥーラ7000 シェイクダウン

自宅から待ち合わせ場所までは15kmほど。比較的交通量の少ない快走路だが、なぜかスピードが出ない。乗り心地は最高で、感覚的にはめちゃ転がっている印象だけど、メーターを見ると20km後半ぐらい。全力で回してやって30kmを超える。なんじゃこれは。昨日の感動とは打って変わって不安なスタートとなる。

待ち合わせ場所のコンビニ到着。この日の参加者は“太陽王”ミツさんとマツさん。少し談笑してから出発する。

気温が高めなのでレッグウォーマーを脱いで半パンで行く。時期的には季節外れなのだが、ロングタイツを履くと右腿を上げる時に生地が右膝を圧迫するような感覚があって、打撲痛のような痛みに見舞われてしまう。レッグウォーマーだと左膝の裏が擦れて痛い。なので今はイオン製の大きめのレッグウォーマーで何とかしのいでいる。サイズが合っていないので、しばらく走ってるとずり落ちてくるし、履き心地も良くない。なので装着するのは早朝とヒルクライム後の下りだけにしている。いつまで半パンで通せることやら。

3人で走り始めると普通にスピードが出て一安心。振動吸収性が良くて快適ですなあ。本来は丹沢湖に行く予定だったが、僕の希望で足柄峠に変更してもらった。77号線をいいペースで走り抜ける。

まずDuraAce9100機械式の印象ですが、シフトフィールは最高。ちょんと指で押すだけで変速が決まる。音もあまりしない。気持ちいいですなあ。試乗車についていた9000は全然大したことなくて、「105と変わんないじゃん」と思ったが、これは完全に別物。まあ組み付けが良くないというのもあるんでしょうね。

ふとん屋に到着して足柄TT開始。心拍が一気に吹け上がって体調の良さを感じる。コンパクトクランク化で後半の激坂区間もしっかり回せてタイムは36分18秒。ベストを2分更新した。続いてまつさんと“太陽王”ミツさんもゴール。“太陽王”ミツさんは南郷の激闘の影響か、調子が悪いようだ。

天気が良いので静岡側に下って登り返す。ここは富士山が見渡せる絶景コースなのだけど、お二人ともそういうのに関心はないので素通り。僕は絶景は大好きだけど、走りながらチラ見するのが好きなので脚を止めることはない。

DuraAce9100のブレーキの印象。もちろん良く効く。しかし105も良く効いたのでこれは大差ないかな。ただ105よりはカッチリしていて、握り込んだ時の「ムニュ」感はなくて急制動には強いかも。

復路はまつさんの圧勝。坂でも千切られる。全然ついていけません。さすがに毎日乗り込んでるだけあるなあ。この方、僕はずっと30代だと思っいて、負けても年齢のせいに出来るなと油断してたんですが、実は40代だということが判明。またすごいライバルが出てきましたなあ。

 

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ニューマシン「メリダ スクルトゥーラ7000」納車

ニューマシンはメリダスクルトゥーラ7000。コンポは全てデュラエース9100(機械式)。僕はパーツ交換とか滅多にしないし、興味もないのでこの際、最上級パーツで組んでもらった。ちなみにスクルトゥーラ7000はチームフレームの色違いである。

ステムの長さを決める為に試乗したが、濃いだ瞬間驚いた。「何じゃこりゃ!試乗車と全然違うやん」

素晴らしいとしかいいようのない乗り味。感動のあまり鳥肌が立った。試乗車も良かったけど、感動するほどではなかった。「うん、まあいいんじゃないの。悪くないよ」という程度。何なんだこの違いは。

その辺の疑問を店長にぶつけると「そりゃそうですよ、これはバラ完ですから。試乗車は完成車ですからね」だって。

店長曰く完成車というのは、工場で組み立てているからグリスも足らないしワイヤーも適当なのを使っているそう。

組み方でここまで変わるのかと感心する反面、じゃあ試乗車なんか意味ないじゃないの、などと思ってしまった

南郷ヒルクラ 2

本来なら車載で行くところだが、R134は常に渋滞してるし、どうせ1回戦負けだし、あんまり疲れないと思われるので、練習を兼ねて自走行く。途中、晴れ予報だったはずなのに何故か雨に見舞われて「DNSDNS!」と喜ぶのも束の間、じきに止んで会場に到着。

組み合わせ表が受付に貼り出されている。”太陽王”ことみつさんと雑兵最強スプリンターのカレーうどんさんと同じ組だ。「うわ〜、これはキツいわ〜」などと一応驚いて見せるが、どんな組み合わせであっても1回戦敗けは確定しているので、内心は冷めている。

いよいよレースが始まる。スタート位置は異常な寒さで震えがとまらん。思ってた以上に力が出ずに敗北。

敗者復活戦。相手はまたもや雑兵最強スプリンダーのかれーうどんさん、そして箱根駅伝出場のキャリアを持つ雑兵最強エリートアスリートのノリスケさん。当然勝機はないわけだけど、それは折り込み済みなのでどうってことない。

3人が飛び出してまたビリかと思ったが、そのうちの1人がタレて落ちてきた。1日2度の敗北はさすがに面白くないので、ここは抜きにかかる。力の出ないダンシングはやめて、シッティング&フラットバー持ちの通常のヒルクライム走行に切り替えて、ゴール直前でオーバーテイク。なんか「ヒルクライムじゃねぇぞ!」という野次が聞こえましたな。Fuck!俺にはこれがいいんだよ、この野郎。