1/13 湘南ベルマーレトラッククラブ


スポンサードリンク

体重52.9kg 起床時心拍59
ツイッターで告知が流れてきたので、見た瞬間に入会申し込みをしてしまった。前からバンクを走ってみたかった。チーム練で公道バトルみたいなことを散々やってる僕が言うのも何だけど、やはり乗り物スポーツは専用のコース、専用のマシンで行うのが望ましいと思ってる。

場所は平塚競輪場ロードバイクも可ということだが、参加者はほとんどがピスト。ええなあ、ピスト。こういうシンプルな乗り物が好き。受付で入会金と走行料を支払ってしばらく待機してると、雑誌などでよく見かけるLEOMOの宮澤さんが現れた。有名人の登場に僕はちょっと興奮したけど、周りは特に騒ぐ様子もない。まあベルマーレの練習会だし当たり前か。

バンク内での振る舞い方についてのレクチャーを受けたあと、いよいよ練習開始。ロードバイクでの参加者は4人、指導してくれるのは宮澤さん。まずはアップとして20周走る。走りながらローテーションのやり方、バンクの走り方などを学ぶ。何度も注意されたのは一定ペースで走る重要性。ブレーキのないピストは減速が苦手なので、前がスピードを落とすと後ろが突っ込んでしまう。コーナーに入るとついスピードが緩むのでここはしっかりと踏んでスピードをキープすること。

そんな感じで一通り指導を受けた後にやったのは「ハロン」と呼ばれる200m(バンク半周)のスプリントTT。助走をつけてバンク最上部に駆け上がり、立ち漕ぎで一気に下ってゴールラインに突っ込む。スピードの乗る集団走行では割と簡単にバンク最上部まで上がれたけど、単独だと中々スピードが上がらず上まで行けない。無理に上がるとペダルが地面に引っかかって落車するそうだ。こんな急傾斜で落車なんてしたら下まで転げ落ちるだろう。下りの全力ダンシングも普段はまずやらないのでちと怖い。

次は1kmTT。バンクを2周半する。ロードバイクのギアをフロント50、リア15にセット。大体ピストはこれくらいのギア比なんだそうだ。後ろを支えてもらって立ち漕ぎ状態でスタート。踏む時に周りから「せい!せい!」という掛け声がかかる。こういう風習があるんだね。タイムは覚えてないけど、まあヘボいに決まってるでしょうな。

そんな感じであっという間に終了。純性のスプリント競技なのでヒルクライムとは完全に対極。向いてる向いてないで言えば、こんなに僕に向いていない競技はない。はっきり言って場違いも甚だしい。

まあでもいいじゃないですか。自転車に乗るということの根本的な基礎を学べるし、ヒルクライムばかりやってても先細っていく気がする。それに何より車も信号もない完璧に整備された路面で走れるということが単純に気持ちいい。今後も気が向く限り続けていきたい。まずはピスト買わなきゃなあ。