早いもので来月で2年経つ。年明け早々には車検に出さなければいけない。2年も乗ると良いところ、悪いところがはっきりしてくる。思いつくままに書いてみる。
・コーティング
納車されてまず最初にしたのがコーティング。キーパーラボの「クリスタルキーパー」というのを施工してもらった。一番安いメニューだがこれで十分満足している。とにかく汚れない。虫の死体とか鳥の糞といった粘り気のある汚れはスポンジを使う必要はあるけど、埃の類なら水で流すだけで落ちる。傷には無防備だが、美術品じゃあるまいし特に気にしていないので問題なし。
・座席下の熱について
納車前にネットのインプレ記事を漁りまくっていたのだが、そこで気になっていたのが座席下の熱がきっついということ。エンジンが運転席の下にあるので、シートがめちゃ熱くなるらしい。それで断熱材を使ってDIYで座席を加工しているユーザーが多かった。確かにそれは試乗時に感じたので、これはやらんとあかんやろなあと思っていたが、乗り始めると全く気にならない。夏場にそれなりに長距離運転はしたが気になったことがない。ユーザーの声を聞いて何かしら改良が施されたのだろうか。ディーラーの担当者に聞いてみたが特に何も知らないようであった。いずれにせよ面倒なDIYをやらなくて済んでよかった。
・乗り味
サンバーとの比較になる。貨物車とはいえ、さすがにボロサンバーよりいいかと思っていたが期待ほどではなかった。まあ貨物車なりかな。サンバーは助手席に人を乗せると前後バランスがとれて(サンバーはリアエンジン)、かつ重さでサスペンションがちょうどいい具合になり、安定感が出て走りやすくなったのだが、アトレーは特にそういうこともない。むしろ人を乗せるとフロントヘビーになってブレーキが効きづらくなる。
・車内
これもサンバーとの比較。思っていた以上に狭いですね。運転席が狭いのは想定内だが、荷室もかなり狭くなっている。サンバーはうっすい鉄板一枚だが、アトレーは重装備なので壁が内側にせり出していてその分狭くなっている。とは言えなんとか自転車は2台積めるので許容範囲ではある。
・イマドキの装備類
最も期待していたACCだが、期待程ではなかったかなあ。レンタカーで乗ったN-BOXほどの使い勝手ではなかった。設定した速度に合わせるため、前走車の入れ替わりが激しいと急減速と急加速を繰り返しすこぶる不快。交通量が多いところだとあんまり使えないなあと。でも妻は気にならない様子でとても気に入っているようだ。個人差はあるかもしれん。空いてる道路なら全く問題ない。
ふらつき防止機能というのもある。これは全然ダメ。ハンドルを持っていかれて危険ですらるOFF必須。
・燃費
大体13~14kmくらい。想定通り。
・乗り味
ターボがあるので坂道は楽。CVTなので変速ショックもなく概ね想定通りの乗り味。不満はない。
・総評
少しだけ不可が多い「可もなく不可もない」といったところ。しかし要求を満たすのがこの車しかなかった以上、これで満足するしかないなあと。
妻がとても気に入ってくれているのが嬉しい。小回りがきいて運転し易いらしい。彼女は重度の花粉症で春先になると外出できなかったのだが、車を買ってから制限がなくなってとても喜んでくれた。レースとかMTBをやっているうちはこの車に乗り続けるけど、いずれはもっと安全性の高い乗用車に乗り換えようかね。
トランポ購入記3
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