2022年の振り返りと2023年


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昨年の振り返りなどを。

レースは赤城ヒルクライムと箱根ヒルクライムのみ。前者が年別3位で後者が2位という結果であったが、両レースとも内容は良くて特に箱根ヒルクライムは暇に飽かせて過去最強レベルに仕上げた2020年を1分20秒も上回るという信じがたい驚異的なパフォーマンスだった。

一昨年も昨年も私事でバタバタしていてトレーニング量は少な目だったので、とりあえずは現状維持程度であれば上出来かなあ~くらいに思っていたから、これはちょっと驚きだった。

要因なんてよくわからないが一応心当たりがあるとすれば以下のようになる。

・6月の猛暑と暑熱ローラー
4月に引っ越しして、日当たりの良い部屋にローラーを置くことにした。この高温化しやすい部屋でノーエアコン&ノー扇風機でローラーを回した。最初は気絶寸前まで追い込まれるがそのうちに慣れてくる。この慣れてくる過程でグンとコンディションが上がる。そのうちブラトーになるものの、引き続き強度の高いトレーニングはできる。

・低体重
体重が例年より低かった。いつもなら正月に54kgぐらいになり夏から秋にかけて体重が減り始めて最終的には50~51kgぐらいに落ち着くのだが、昨年は夏以降、48~50kgと前代未聞の40kg台がデフォルト化してしまった。それでいてパワーは上がっているのでそりゃ速いに決まってるわなと。ダンシングを長い時間維持できるようになって、結果的にワットも増えるのだと思う。

・低酸素ジム
これについてはよくわからない。職場の健康診断の血液検査の結果を見る限り、赤血球やヘモグロビン、ヘマトクリット値は平年並みだったので効果は無さそうに思えるが、スポーツのパフォーマンにおいてはこれらより貯蔵鉄(フェリチン値)の方が重要らしいので、それを反映していない血液検査はあんまり意味がないのかなと。今年は春先からレースに出る予定なんだが、暑熱トレーニングに頼れない苦手なこの時期のレースがどうなるか。そこで低酸素ジムの効果が判別できそうだ。

・2023年
ここ数年、時間的、金銭的、精神的にロードバイクに割くリソースは確実に減っている。ワークアウトとか峠TTとか、そういうしんどそうなことは一切やっていない。自然体で気持ち良く走ることだけを考えている。僕にとってロードバイクはあくまでマインドフルネスで、レースなんかはその延長線上にある。それで別にパフォーマンスは落ちていないからこれでいいのだと思う。落ちたら落ちたで別にいいやってスタンスだ。「今年の目標」なんて立てませんよ。そういうのは卒業。

やれHIITだ、SSTだ、何分何ワット何本とか、トレーニングメニューなんて上げていけばきりがないし、それに加えて筋トレやれだストレッチやれだとか。ロクでもない高級バイク、高級パーツもバンバン出るし、この界隈は騒がし過ぎる。そういう世界から出家してひっそりと淡々とやっていきたい。