廃車


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さよなら~


ちょうど10年乗り続けたサンバーバンを廃車買取で処分した。走行距離3万kmくらいのを43万円で購入して5万kmほど乗った。モトクロスのトランポ用として購入。軽バンでモトクロスバイクを載せられるのは、後部座席を取り外してフロントタイヤを置けるスペースをつくれるサンバーしかなかった。

エンジンは元気で燃費も購入時と変わらないが、エアコンの不調、ドアミラーの劣化、メーターのシフトランプの電球切れ、後部スライドドアの不調など、あちこちにガタがきている。さすがにこれ以上車検を通せない。今後は妻も乗せることになるし、もう潮時だろう。十分だ。

46馬力しかないし、ホイールベースも短いから高速道路はもキツイ。パワー不足で坂は全然上れないので山道では後ろに渋滞を作ることもしばしば。不満を上げればキリがないが、文句を言いつつも10年も乗ったし、いろんなところにいった。それなりに思い出は多い。一番の長距離走行は大阪の実家に帰省した時。茅ヶ崎まで約500km。給油で10分程止まった以外、ノンストップで走り続けた。あれは完全にゾーンに入ってたな。

昨年、「野沢温泉自転車祭り」に妻を乗せて野沢温泉村まで行ったのも思い出深い。意外なことに妻はこのボロ車を見ても拒絶反応は示さず、中国に滞在してた時によく乗ってた車と似ていると懐かしんでいた。自転車2台と人が2人とそこそこ多い荷物を載せるとそれなりにサスペンションがいい感じになって乗り味は悪くなくなる。それもあって妻はこのドライブに不満はなかったみたい。まあ口に出さないだけでほんとや嫌だったと思うけど。

新車の見積もり時、この車は売り物にならないからと、廃車代として1万円近くもとられることになり、それなら自分でやりますよとお断りした。

売り物にならないのはわかっていたが、とりあえず査定だけでもと思ったが、上記の不具合に加えて、自分で施工したしわくちゃの下手なフィルム張りもあり、それを見られるのも恥ずかしいので素直に廃車買取業者に連絡。2万5000円で引き取ってくれることになった。無料でも十分だと思っていたのでこれは嬉しい誤算だった。

新車は年内に収められる予定。