10/9 野沢温泉自転車祭り Day2 ダウンヒルの部 予選 90番目(99人中)


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ゴンドラで下山。この天候の中、ありがたい。森林の中を抜けていく。霧がなければ絶景を拝めるだろう。

10分ほどで麓に到着。さっさとMTBを準備して着替えを済ませる。試走するかどうか悩むが、時間感覚がよくわからないし、ゼッケン番号順に順次スタートするようなので、整列に遅れると不味いことになりそう。焦ってバタバタするのも嫌だし、何よりヒルクライムの疲れもまだ乗っている。大会名通りこれは「お祭り」だし、そんな難易度も高くないだろう。リザルトを狙ってるわけでもなく、ゆっくり下る分には問題ないだろう…とタカをくくって試走は回避するとにした。結果的にはこれが大失敗であった。

ゴンドラで集合地点に向かう。9割くらいの選手がフルサスバイク、フルフェイス、フルプロテクター。ハードテイル&軽装の僕は明らかに場違い。なんだかヤバイ所に来てしまったのではないかと不安になってくる。MTBには8/22の裾野以来乗っていないし、新調したヘルメットも試せていない。試走はともかく、1回くらいはふじてんかフォレストバークで走っておくべきであったなどと思う。

時間になり整列する。1分おきにスタートだから91番目の僕はかなり後の方、これだと十分に試走する時間はあったなあ。緊張で口の中が乾いてくる。皆さんフル漕ぎですっ飛んで行きますよ。

で、いよいよ僕の出番。緊張と久しぶりのMTBで体が固まり乗れてない感がものすごい。ヘルメットもシューズも締めが甘くてブカブカする。

序盤は緩めで走りやすい。だんだん緊張がほぐれてくる。このくらいだといいなあと思うが、そうはいかない。谷に突っ込むドロップオフで滑って転倒、地面が粘土質でうまく立ち上がれずにバタバタしてしまい、そばにいたマーシャルに失笑されてしまった。クッソー。

しばらくしてもう一度同じような谷間があったが、ここは最初から押し歩き。そんなに難易度は高くはないのだけど、心が完全に折れてしまっていてやる気がゼロ。「生きて帰りたい」としか考えていない状態。

ゲレンデには所々、水を通す溝が掘られていて、これが前輪に引っかかってとても怖い。フロントサスからはエアが抜けていてバンバン底付きする。整備不良だしこれはいけませんなあ。通過する時にフロントを少し上げると良いそうだが、草に隠れてて視認しずらい。

間もなく「牛首」と呼ばれる野沢温泉スキー場の上級コースに突入。転んだら下まで転がっていくしかないような斜面。もう勘弁してほしい...。

身も心もボロボロに折られた状態でゴール。明日の本選はDNSに決まり。こんなとこ初心者が走れるわけがない。ゴール地点にはレッドブルが無料で配られていたので、しこたま飲む。

僕をブチ抜いていった人としばし談笑。その方もHTバイクで普段はXCレースをされているそうで、このコースにはかなり難儀したらしいがリザルトは結構良かったとのこと。

予選の順位で本戦の並び順が決まる。で、僕は99人中90番目。え、僕より遅い人がいるんだ。ともかくこの順番だと後ろを気にせずゆっくり走れそう。DNSするつもりだけど、せっかく遠くから来たし、ゴンドラ代も払ってあるので、試走くらいはして帰ろうかと思い始める。

その後はヒルクライムの表彰式。2位の景品はスペシャ製のポンプ。ヒルクラ入賞者はこの時間まで待ってたんか…。

 

温泉入って飯食って就寝。