4/28 ズイフト ミートアップ


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体重53.2 起床時心拍48

富士ヒル試走の代わりにマッチョイさんが企画したズイフトのミートアップと呼ばれるイベントに参加。バーチャル上のアルプデュエルズをレース形式で登るというもの。

レース前にアップがてらズイフト内を適当に流す。5分前になると画面の左下にサインが出てスタート地点に集合する。知ってる人がたくさんいてテンションが上がる。

スタートしたので全開で踏んで飛び出すが、誰もついてこない。そうか、アルプのセグメントまでは流しだった。すぐに脚を止めて集団に戻る。画面の右では参加者がワイワイとチャットなんかをしていて楽しそうだ。

5分くらいで始まるのだと思ってたが、スタートする気配はない。3倍くらいの出力だが固定ローラーは常に負荷がかかっているので、この強度でも結構しんどい。20分を過ぎてもまだ始まらない。かなり疲れてきた。いつになったら始まるんだろうか。レース始まる前に脚が終わりそう。30分くらい経ってようやく始まる。体力も集中力も切れかけているが、気を取り直して全力で踏む。

3番手か4番手くらいに位置をキープ。心拍が跳ね上がり出力は5倍くらいになってる。ローラーと実走との出力差は以前より大分縮まったとはいえ、それでも10wくらいはある。なかなかすごい強度になってる。

リアルレースだと、いかに体力を温存するかを考えるのだけど、固定ローラーでは立ち漕ぎは封印されるし、フォームを変えて使う筋肉を分散させるとか、体重を乗せるとか、そういった細工は一切できない。また調整機能も何もない伝統的な固定ローラーなので、ドラフティングや下りを利用して加速するといった技も使えない。ひたすら大腿四頭筋で踏み続けるのみ。1秒たりとも休めない。キツいにも程がある。

興味深かったのは、画面に激坂の映像が出ると、モワッとペダルの重さを感じてしまい、逆に勾配が緩むつづら折れに差し掛かると、スッと負荷が抜けて加速してるような感覚になったりする。視覚から脳が自動的に負荷調整しているみたい。面白いね。

レースはそろそろ終盤。途中まで4番手だったが誰かに抜かれて5番手。ここからはずっと一人旅。後ろから尊敬する柳田メイスター氏がジリジリを追い上げてくるが、近づいてくるとインターバルをかけたりして突き放す。そのまま逃げ切ってゴール。そういや去年の試走でも彼と走ったなあ。

それにしてもキツかった。初めてのズイフトで、しかも色々制約がある中での5位なら上出来か。確かにこれは追い込めるし、面白い。