ホテルの朝食。パンとコーヒーが美味しい。雨予報だったが、なんとか天気は持ちそう。
ベトナムでは大晦日にあたる日なので、観光施設は閉まっている可能性が高いが、とりえず市内をうろつく。
ベトナムでは車もバイクもクラクションを鳴らしまくる。呼吸するようにクラクションを鳴らす。一般的な日本人が生涯で鳴らす回数を、1分くらいで達成してしまうと思われるくらい鳴らす。当然街中は騒がしい。日本人から見るとカオスとしか言いようのない光景だが、これはこれでベトナム的には秩序が保たれているのだろう。
ダメ元でホーチミン廟へ行ってみる。幸いオープンしていたので中へ。警備は厳重で歩くルートも厳密に定められている。そこから少しでも外れると監視してる兵士に怒られる。
建物内部はエアコンがガンガンに効いていて寒い。微動だにしない衛兵に守られて、ガラスケースの中に特殊な処理を施されたホーチミンの遺体が横たえられている。みんな遺体の正面に来ると手を合わせてお辞儀するので、僕も倣ってお辞儀しておく。
歩き疲れたのでカフェへ。コーヒーとパインミーを頂く。安いものだが、手持ちの紙幣が高額紙幣ばかりで、こういう少額の支払いに困ることが多かった。仕方なく高額紙幣を出すと露骨に嫌がられることが多い。おそらくお釣りの紙幣が足りないのだと思う。
市場を散歩する。大晦日の買い出しという事なのか、とても賑わっている。建物の中にもバイクがガンガン入ってきて面白かった。
雨が降り始めたので自由行動ということで各自解散。雨の中歩くのが億劫なので、僕はホテルに戻る。
夕方、再結集して夕食に繰り出す。選んだのは中国系の串焼き屋。店頭でネタを選んで焼いてもらい、それを席まで持ってきてもらうスタイル。何となく店の雰囲気が良くてビールが進む。とても美味しかった。