一昨年のマレーシアに続いて2回目の雑兵海外旅行。今回はベトナムのハノイへ。
飛行機やホテルの手配など、面倒な手続きはすべてborikoさんに丸投げという贅沢さ。
9時30分成田発の便だが、慣れないLLCなので早めに空港に行った方がいいだろうということで、6時30分くらいに成田着を目指す。茅ケ崎からでも始発に乗ればそのくらいには到着できるのだけど、何があるわからないし、皆と足並みを揃えた方が良かろうということで、バスさんのハイエースで向かうことにする。大体、冬の始発は寒いから苦手だ。
折しもベトナムは旧正月。帰省するベトナム人でチェックインカウンターは賑わっている。
borikoさんが気を利かせて、脚を伸ばせる非常口前に席を取ってくれたのだが、この席は非常時には協力を求められるそうで、その時に英語が通じないと困るから事前に「英語テスト」があると聞かされる。バスさん共々緊張する。
1時間ほど遅れて出発。テレビも何もないシンプルな飛行機。ポッドキャストや読書で時間を過ごす。隣の若い男性が落ち着きのない人で、終始ゴソゴソと動き回り、そのたびに彼の肘や膝が僕に当たってくるが、長旅なので気にしないようにする。懸念していた英語テストだが、流暢な日本語で「非常時は協力をお願い致します」と言わて「はい」と答えただけで済んだ。
機内食はボリコさんが手配してくれていた。ビーフン的なお弁当で、ナンプラー的なものをかけて頂く。機内食を食べていた人は少なめで、ほとんどの人は機内販売でカップラーメンを買っていた。後で乗務員の方がゴミ回収に回っていたが汁の処理とか大変なんじゃなかろうか。
現地時間の15時くらいにハノイに到着。熱帯地方独特の湿気を帯びたモワっと空気にテンションが上がる。
とりあえず空港で2万円を現地通貨に両替する。約400万ドン。何だか金持ちになった気分だ(後々支払いで苦労することになる)。
borikoさんが手配したタクシーでホテルまでいき、まずはチェックイン。なんでもborikoさん任せやな。
とにかく腹が減っていた。食べるところを探して街を歩き回るが、やはり閉まっているところが多いが、屋台みたいなのは結構営業しているので特に困ることはなかった。適当な食堂に入り、フォー、チャーハン、鶏肉などを食べる。
鶏肉は丸焼きしたものをブツ切りにして皿に盛ってあるもの。がっつりと骨付き。おいしい。
食後は適当にそこらを探索。焼き立てのメロンパンを売る店があり、うまそうなのでさっそく購入。思い切りかぶりついた途端、中から熱々に溶けたチョコレートがマグマのように噴出し、顔中チョコだらけになってしまう。指にもかかり火傷しそうになった。
僕が熱湯チョコで悶絶してる時、一行にハプニングが発生、間一髪で切り抜けて事なきを得る。良かった。
ホテルに戻って就寝。時差は2時間なので日本時間では夜中。眠いはずだ。