10/10 土山峠〜宮ヶ瀬2周〜裏ヤビツ なるべく無駄な休憩はしない


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そろそろもう一段負荷をかけたい。というわけで極力休憩はしない、ロードバイクから降りるのは着替えやトイレなど必要最小限に留めるというのをテーマに走ってみた。何度も補給食を摂ったりコンビニでダラダラしたり、そういう無駄なことをやめる。4時間100kmを目安に集中して一気に走る。

伊勢原運動場から出る時、スマホを落として液晶に髪の毛のような傷をつけてしまった。なんとなく幸先の悪いスタートとなった。

7割くらいの力で淡々と回す。ケツをシートに押し付けて腰回りの筋肉を意識する。土山峠を経由して宮ヶ瀬を反時計周りで走る。R412の半原の坂を登り始めた時、後ろからチーム練習中と思しき集団がグワーと迫ってきたので端によって道を譲る、が、中々集団が途切れない。かなりの大集団だ。「すみませーん!すみませーん!」と口々に叫びながらどんどんやってくる。そうこうしているうちにY時路に差し掛かり僕は右に行きたいのだけど大集団は左へ行く。この怒涛の流れが途切れた頃を見計らって方向を変えたいのだけど、中々途切れない。途切れたかと思うと「すみませーん!」と叫びながらグワーと上がってくる。結局蓋をされるような形で左の方へ押し出されてしまった。せっかくだしこのまま集団について行こうとも思ったけど、思い直して元行くつもりだった道に戻る。

あいかわ公園の交差点からさっきの集団がグワーと再登場。今回は最後尾近くだったので流れに吞まれることはなかった。

宮ヶ瀬をもう一周して裏ヤビツに入る。前に若い3人組がいる。抜きたいけど狭い道に3人が横になっているので抜きづらい。脚を見るとしっかりトレーニングをしていそうだし、抜いた後で怒って抜き返されるのも恥ずかしいので、間を開けて追走する。そこまで遅いペースではないので別に苦にはならない。

まったりと景色を楽しみながら走る。薄暗いのでジョウブレイカーを外そうとしたら手が滑って落としてしまった。慌てて拾って傷を確認するが特に問題はなさそう。何せ年収の1%もするほとのサングラスだ。こんなつまらないことで破損したら泣くに泣けない。

12kmほどのとろにある札掛橋を過ぎる。ここから道は開けて一気に勾配がキツくなる。裏ヤビツのタイム計測はここがスタートらしいので前の3人はペースが上がるのかなと思ったが、そういう気配はない。ならばと僕がここでアタック開始。一気に抜いて漕ぎに漕ぎまくる。差を稼げるだけ稼ぐ。あんな屈強なロードバイカーが3人掛かりで追ってこられたら勝ち目はない。いくら興味のないフリをしていても、前にいる奴はとりあえず追いかけるというのはロードバイカーの性だ。その性根を摘む必要がある。

もう彼らの談笑する声は聞こえない。後ろをチラ見しても見えない。あのペースなら十分に差はついたはず。もう安全圏内だ。一息ついてマイペース走法に戻してしばらくすると、すぐ後ろで笑い声が聞こえる。マジかよ、まさかあいつらじゃないだろうなと後ろを見ると100mくらい後ろにあの3人組がいた。野郎、ペース上げやがった。完全に刺す気だ。間違いない。負けらんねぇと僕もペースを上げる。裏ヤビツでの僕のゴールは湧き水のところなでそこまでは逃げなくてはならない。

それ以上詰められることはなく、無事湧き水まで逃げ切った。水を飲んでると3人組が上がってきた。思ったより差があったようだ。

ここらへんで僕の集中力も続かなくなってきたので、ゆっくりとヤビツ峠を下ってR246で帰宅。3時間52分で約90km走った。補給食は持参したものだけで賄い、コンビニでダラダラすることもなかった。この調子で続けていきたい。