6/23 富士国際ヒルクライム


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f:id:raw_igu:20190625232734j:plain(撮影:borikoさん)

体重53.7kg 起床時心拍47

52分12秒、年代3位。タイム的にはベストから1分落ちで、少々物足りない面はあるけど、そのベストタイムはギンギンに仕上げて、フィジカル、メンタル共に最高潮で臨んだ昨年のフジ-ゾンコランで出したものなので、重めの体重と富士ヒル疲れによるフヤけた現状では十分に納得できる結果。久しぶりに心拍が吹け上がりまくって調子も良かったし、ライバルと3位争いしつつ勝ち取った順位なので満足度が高いです。文句なく今年のベストレース。

■前日
雨が降っていたので軽く朝ローラー。
朝飯:納豆パスタ200g、リンゴ
間食:ヨーグルト400g、リンゴ
昼食:カレー
間食:アイスクリーム
夕食:蕎麦180g、鯖味噌
一日中GOTを観て過ごす。シーズン5終わり。スタニスはくそ。

■当日
3時起床、シャワーを浴びる。
朝食:5枚切りトースト1枚、牛乳に浸して食う。
車中食:ハリボー100g、バナナ2本、コーヒー
5時半、到着。ローラーと雑用、チャリーダーの取材を受けたり。早めに到着したのでゆっくりできる。

小雨模様で少し肌寒いので変態スケスケワンピではなく、ZAPPEIジャージで。ボトルもいらないのでスタート地点でデゲンゴさんに預ける(いつもありがとう!)。

■レース開始

E組とF組同時スタート。ロケットスタートする人はいなくて静かな立ち上がり。かなりのスローペースだが、じきにE組の人がするすると先行する。追うか追うまいが迷うところだが、勾配のゆるむ中盤に備えて集団に留まる。

頭1つ抜けてる変態クライマー氏が前へ。5~6人の集団で中盤区間へ突入。かなりのハイペースで集団効果はばっちり。あとでストラバを確認すると、このセグメントでは30秒も速いタイムでPRを更新していた。とは言え変態クライマー氏とは格が違うので、じきに千切れる。それでも一人旅になることはなかったので、ここまでは理想的な展開。

いよいよ馬返しへ。ギアを34Tに入れる。結局あざみではテストできなかったので実質的には初体験。わかってたことだけどしんどいもんはしんどい。楽にはならん。しかしケイデンスはある程度キープできるので、心拍は上げられる。これはかなりのメリット。

回せるのはいいけど、ペースは上がらない。ものすごくしんどい。心拍はギンギンなので調子はいいけど、筋力が足りない感じ。

実は4月のHinodeステージくらいから激坂の登坂力が落ちているのでは?というのが気になっていた。足柄峠でも激坂区間では一応はPRを出しているが、速く走れてる感じがしないし、あざみの試走でもいまいちだった。単に調子が悪いか、または気のせいかなと思っていたのだけど、今回のレースでそれがはっきりした。心拍は回りまくってるのに、タイムは30秒も遅い。力の低下は明らか。原因はよくわからない。デブになったせいかも知れない。とにかくこれは今後の課題。

激坂で苦しんでいると後ろから「井口さん!」と声をかけられる。初対面の方だったが、スタート前にMCで僕の紹介をされたので、それでチェックをされたのだろうか。「がんばりましょう!」と激励されて、折れそうになった心を立て直す。

7km地点あたり、最難関区間へ。ペースがどんどん落ちて、34Tにもかかわらずケイデンスは55rpmまで落ち込んでしまう。きつい....

ついに声をかけてくれた方(以後Uさん)とマッチョイさんにパスされる。5位転落。ここまでかと思われたけど、呼吸を整えて体重をしっかり乗せるペダリングで粘って、何とか2人に追いついて3位に復帰。前には2位の人が見えているが、全然差が埋まらない。しかしUさんのプレッシャーが凄まじく、2位どころではなく3位死守に必死。

Uさんに追い立てられるように距離を消化していく。おそらくUさんの傍にはまっちょいさんもいるはず。もう終盤戦、どこかで差をつけないとチョイ刺しされてしまうではないか。

競ってるうちにUさんの傾向が見えてくる。激坂では根性を発揮するものの、勾配がゆるむと少しペースが落ちる。そこを狙う。ゴール直前の登り返しで加速して、立ち漕ぎで最後の力を振り絞る。Uさんのプレッシャーが薄くなる。残りは200m、立ち漕ぎの力は残っていないので、シッティングで回しまくる。

Uさんではない誰かが後ろにピタっとつけている。誰かはわからないけど、ここまできてチョイ刺しは御免なので踏ん張ってゴール。3位を守りきった。リザルトが出てから順位がわかるというのではなく、勝ち取った感のある順位なので、満足度が非常に高い。
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