FUJI-ZONCOLANヒルクライム 2018 年


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・前日
右膝痛の為、休養日の予定だったが、通勤用のママチャリ乗ってても痛むので、どうせ痛むなら乗ってしまえと夜ローラー20分 SST 。痛いけどまあいいや。右膝以外はとにかく絶好調。FTPが上がっているので(測ってないけど)ちょっと踏むだけでSST領域に。実質的にはおそらくL3の下あたり。リンゴとヨーグルトを食べて就寝。

・当日
4:30 起床。夜にローラーに乗ったので朝ローラーはなし。
5:00 出発。運転しながらコーヒー、全粒粉パン 500kcal バナナ1本。時間をかけてゆっくりと食べる。
6:30 到着。寒い。稲葉さんと合流してちょっと話してからアップ20分。追い込みたいけど膝が心配なので軽く回すだけ。
7:30 受付と車検。重量検査では規定の6.8kgには50gほど足りずにダメ出しを食らい、大きな声で「アウトー」と叫ばれる。「笑ってはいけない」みたいだ。こんなこともあろうかと用意しておいた釣り用のオモリ30号(約100g)をボトルゲージ下部にビニテで貼り付ける。重量物は少しでもBBに近い方が「マスの集中化」的にいいのではないかというテキトーな素人考えからこの位置に。
8:10 2回目のアップ20分。軽く回すだけ。パワーバー・エナジャイズ(ストロベリー味)と最近のお気に入り「コカ・コーラ プラス コーヒー」を摂取。50kcalという手頃なカロリーとモアカフェインでレース前にはちょうどいい。これで朝から約1000kcal摂取。アップとレースで消費するカロリーに合わせてある。
8:40 出走サイン後、スタート位置へ。わがチームからは稲葉さん、ボリコさん(デゲ氏は負傷でDNS)、柳田さん、そしてレースで知り合った同年代ライバルのMさんと合流。
8:55 デゲ氏に上着とボトルを預ける。毎度のことだけど、これは本当にありがたいです。
9:00 スタート

一瞬だけ先頭集団に乗るが、じきにばらける。いい感じにスピードに乗せられて、まず良きスタート。結構なハイペースで、かなりパワーが出ているが、その割に脚は軽く回り、心肺にも余裕がある。明らかに調子はいい。問題は膝がどれだけ耐えられるか。

直登をクリアして中盤のつづら折れ区間へ。この区間はどうも苦手でどうしてもペースが落ちてしまう。誰かにツキイチしてペースを維持したいところだが、逆にツキイチされてしまう。結構向かい風が強くてなかなか厳しい展開。途中で先頭交代して、ゼッケン番号15、47の選手と3人パックを形成する。47番は同じカテゴリーなので当然マークすべきだが、何番からが40代カテゴリーなのか確認するのを忘れていて、まあ見た目若そうだしこの人はきっと30代だろう、40代は50番からなんじゃね、と勝手に思い込んでしまう。

3人で激坂を消化していく。このへんから右膝に張りが出てきて出力が抜けているのを感じる。しかし痛みはない。ありがたい。まだまだいける。

じわじわと2人から離されていくが、この時点で僕の関心は右膝一点になっているので、ほとんど気にならない。とにかくここは膝をセーブしつつきっちり走ること。

右膝の違和感は徐々に強くなってくる。しかし痛みはなく多少出力は落ちているものの、レースペースでは走れている。そろそろ終盤、なんとか持ちそう。

ちょっと前に明らかにペースを落としている45番が見える。自分が今カテゴリー何位なのかわからないし、彼のカテゴリーもわからないけど、とりあえずは抜かしておきたい。どんどん差を詰めるが、ちと距離が足りなくて、そのままゴール。総合で10位とのMCが入る。かなり良い順位だが、すでに山頂には変態クライマー氏がおられたので直感的に表彰台は逃したかなと。

まあ結果がどうであれ、右膝が最後まで持ちこたえてくれて、ほんとよかった。サイコンのラップボタンの押し忘れでタイムもわからないけど、ベストな走りができたとの手応えはある。

Mさんがゴールして、その後もチーム員たちゴールしてくる。皆さん良いタイムで、特にボリコさんは目標の1h切りも達成。素晴らしい。

その後は楽しみにしていたランチパーティ。リザルトが発表されていてカテゴリー4位だと知る。表彰台は逃したけど、タイムは51分12秒と予想を遥かに超える好タイムで非常に満足。

パスタ、サンドウイッチ、磯辺焼きを存分に食いまくる。最高としかいいようがない。

こんな感じで今年のラストレースは終了。きっちり締められてよかった。