6/24 ツールド葛尾

体重 未計測(多分53kgくらい)起床時心拍50

なんかレースの日は起床時心拍が高め。なんでだろう。

はっきり言ってめっちゃやる気がなかった。富士ヒルあたりから調子は右肩下がりで、ローラー練もダメダメ、テンションは下落一直線。その最中に発表されたエントリーリストにはMIVROの岩島さんの名前が。とてもじゃないが完走できる気がしない。2時間のレースで10分差以内とか無理ゲー過ぎる。

そんなこんなでエントリーしたことを後悔する日々が続いていた。一人だったら間違いなくDNSしていただろうが、マツさんと一緒に出場する以上、そういうわけにはいかないので、体調だけは万全に整えておいた。

▪️前日
マツさんと運転をローテしながら昼過ぎに到着。葛尾村はレース中なので試走は諦めて、グーグルマップで見つけた宿泊先近くのさくら湖という人造湖の周囲を軽く走る。

レース前日の過ごし方については、レース毎にいろいろ試している。基本的にはレストにすることが多いのだけど、今回は新しい試みとして、レース強度まであげるような走りをしてみた。一周目は軽く流す。2周目でちょっと上げる。立ち漕ぎでもがいて300wくらいかなと思ってサイコンをチラ見すると400〜500wくらいになってて驚く。スパイク以外で500wなんて出したことない。ひょっとして調子いいのか。マツさんにツキイチしてレース強度でしっかり走っておく。

ギア、ブレーキ、空気圧のセッティングをチェック。今回は使い慣れたC24clにスーパーソニックとsoyoラテックスチューブのセット。空気圧は前7.0と後7.2。ちょっと高いか。本番はもう少し下げよう。最近、ポンプのゲージが狂いまくってることがわかったので、今はパナレーサーのちゃんとしたゲージで測定している。空気圧は大事。やっぱこのセットはいいなあ。C24tu&tufoの鈍重でゴツゴツした走りとは全然違う。めっちゃ転がる。乗り心地も文句なし。3周目はゆっくり流して終了。

早めにホテルにチェックインして、地元紙を読んだり、フォームローラーをやったりしてのんびり過ごす。21時に就寝。

▪️当日
5時半にホテルを出て6時半に葛尾村みどり荘に到着。受付場所がわからない。みどり荘のはずなんだが...。近くの人に聞くとちょっと先の「あぜりあ」という施設でやってるとのこと。昨年まではなかった施設で、地方によくあるやたら立派な建物。何のアナウンスもないのでいろんな人に受付場所を聞かれた。で、9:30にレース開始。

スタート後、5kmほどのパレード走行。下り基調で狭い林道、微妙なコーナーが多くてそれなりにテクニカル。変なインターバルがかかるし中々厄介。

左折していよいよアクチュアルスタート。なだらかな登り。ペースアップに備えて気を引き締めるが、普通についていけてしまい拍子抜け。ギアもアウターのまま。前回はここで簡単に千切れてしまったので覚悟してたんだがなあ。

少ない人数でダウンヒルをしたいので、山頂に近づくにつれて徐々に前に出て行き、思惑通り単独で下り区間へ。下りの全開走行なんて中々やる機会がないので存分に楽しむ。最高としかいいようがない。

もりもりランドまでの平坦区間、集団が異様にペースダウンして何故か僕が先頭を引くことになった。何なんだろう。そういや岩島さんたちはとっくに消えている。全然気づかなかった。

そしてもりもりランドへ。3km、8%のヒルクライム。この後、難易度の高いダウンヒルがあるので、なるべく前へ移動しようとするが、みんな考えることは一緒、わらわらと上がってくる人が多数。それでもなんとか少人数で下りに突入できた。もちろん全開。このレース、下りで踏めないと終わる。

下り終わったあとは1周目ラストのハイスピード区間。約4kmの下り基調の平坦路で速度は50〜60kmくらいまで出る。この速度域でのローテとか位置取りは未体験なのでビビる。脚の筋肉もピクピクと痙攣。流石に皆さんレース慣れしていてよく声が出る。

無事1周目終了。バイクから「先頭から1分30遅れ」とのアナウンス。マジかよ!完走いけそうやん。

2周目。かなりキツい。相当脚にキテいる。変なインターバルがかかって、その度に離される。ほとんど千切れかけたころ、マツさんがスッと追い抜いてきてブリッジ。それでもまたジワジワと離れて、もうアカンとなったところでKOM区間へ。ここでペースが緩んでギリギリで集団に追いつく。モトから「2分半!6人の逃げ!」と声がかかる。マツさんに「完走いけるよ!」と声をかける。

淡々とレースは進む。KOMが終わった後の平坦でまた謎のペース低下、また僕が先頭に押し出される。よくわからないけど、前日からのチーム戦の兼ね合いでいろいろあるのかも知れない。

もりもりランドに突入するが相変わらずペースが上がらない。岩島さんたち先頭集団の逃げは確定してるので、チーム戦的にはわざわざ上げる必要もないのかも知れない。でも僕の目標は10分以内の完走なので、こんなのんびりペースに付き合う必要がない。この段階で先頭からは4分半。十分な時間差だけど、どんなトラブルがあるかわからないので全開で登坂開始。90分間レース強度で走り続けてきたのに、めっちゃ脚が回る。力がどんどん湧き出る。絶好調だ。

ぐんぐんペースを上げて後続を引き離すが後半はさすがにタレてきて、単独で上がってきたイナーメの選手に追いつかれる。追い抜かれ際に彼から「雑兵さん、強いっすねぇ」と声をかけられる。これはうれしい。集団内では割と前の方にいることが多かったので、多少なりとも雑兵のアピールになったのではないかな。

山頂を超えて全力ダウンヒル!楽しい~!グリップのいいタイヤと空力のいいホイールが欲しくなるね。

下山後は3人でローテ。6人が逃げて1人を吸収したから6位争いのパックとなる。このまま3人でゴールすると一桁順位。マジかよ...僕みたいな貧脚がロードレースで一桁だと...なんか緊張してきた。

アホみたいに踏み倒すが、悲しいかな僕の体は平坦を高速で走るようにはできていないし、そんな練習もしてないから限度がある。脚はピリピリと痙攣を起こしている。これ以上は無理だ。

結局10人くらいの集団に吸収される。一桁順位の夢は消えたけど、完走はほぼ確定。ここから先は楽しむ為に、トレーニングの為にあえてローテにも加わる。

皆さんよく声が出るし、ちゃんと周囲をよく見ている。こういう経験豊富なロードレーサーたちと一緒に走れたのはとても良い経験になった。

ゴールが見える。直角の右コーナーを通過して、その先数百メートルの登りゴールへ向けて一斉にスプリント開始。そして全員にブチ抜かれて15位着。その後マツさんも無事ゴール。お互いの完走を称えあって握手。参加賞のカレーを2杯食って帰宅。