4/22 東京ヒルクライム HINODEステージ 


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体重51.8kg 心拍47

今年一発目のレースだが、ちょっと気が重い。たびたびこのブログでも書いているように、どうにも今月は調子がいまいち。特にこのレース週は最悪で、木曜のローラーでは全く力が出ずに途中で中止したほど。

具体的に言うと心拍が上がらない。ちゃんと休養はとっているつもりだったが、トレーニングログを確認してみると完全休養日は1日しかとっていなかったことに気づく。強度が上がらない分、毎日だらだらとやってた感じ。そこで思い切って金曜、土曜と2日間完全休養にしてみた。以前にまっちょいさんが「心拍が上がらないのは疲労とカロリー不足が原因」とおっしゃっていたのを思い出したので、レース前日はがっつり食べる。

できることはきっちりやる。機材を丁寧に時間をかけて整備、体調も万全、全身に血管がモリモリと浮き上がり、かつてないほどに絞り上げた。土曜は一日中スキンズを履いていたので、脚の筋肉はぷよんぷよんに柔らかく仕上がっている。前日にドカ食いしても当日の体重は51.8kgと何もかもがパーフェクト。あとは調子は出てくれることを期待するのみ。

起きてすぐに30分ほどローラー。シャワーを浴びて軽く朝飯を食って出発。1時間もかからずに到着。ゼッケンは事前送付なので受付はなし。こういうのはいいね。

そそくさと3本ローラーを準備してアップ開始。20分ほど流したあとちょっと強めに回すと心拍が一瞬で170台に。なんじゃこりゃ。「やばい...めっちゃ調子いいやん」思わずつぶやいてしまった。そもそも170なんて数字は調子のいい時でも20分2本目のラスト5分とか、ヤビツなら菜の花台以降でしか出てこない数字。ちょっと怖くなったので、ほどほどでアップを終える。終える時に手すりに掴まり損ねてローラーから落車しそうになった。寸でのところでクリートを外すことができて事なきを得た。あんなところで落者したら怪我は免れないだろう。

4:00 起床、ローラー30分 シャワー
5:00 朝食(卵かけ納豆)、
5:30 出発、車内でバナナ3本、500ml牛乳
6:30 到着 ローラー40分 心拍170ぐらいまで。調子の良さを予感。転倒しかける
7:00 準備 暑そうなのボトルを準備。CCC藤沢でもらった補給食をつまむ
8:10 スターと地点へ移動、待ち時間に水をちびちび飲む
8:45 スタート
9:15 ゴール レーズンパン6個、ポカリ500ml
 
いきなり猛スピードで始まる。千切れないように全開で踏む。やがてペースが落ち着いて巡航速度に入る。インターバルを極力かけないよう。パダルを止めず、ブレーキもかけず。この辺はうまくこなせた。交通規制は左車線のみなので、対向車線へのはみ出しは厳禁、注意を促すためにセンターライン上に所々コーンが置かれている。昨年はこれに衝突、落車する何人かいたので要注意。なるべく目線を遠くにやりコーンの位置を確認する。それだけ注意してても前走者がコーンに激突して巻き込まれそうになること2回。なんとか回避できたが、コーンの土台に乗り上げてしまい、集団に戻るのにちょっと苦労した。

徐々に前に移動する。前に行くほどコーンが良く見えるので楽。いい位置で激坂区間へ突入。集団は大体20人くらいか。

あとは踏むだけ。今までの不調が嘘のように、スピードもパワーも心拍も最高潮に達している。その割に脚がめっちゃ重い。踏んでも押し返されるような違和感がある。しんどすぎる。これがいわゆる「ホイールの固さ」ということなのか。
 
前の人をパスすると「井口さん...」と声をかけられる。なんとショウタ君ではないか。ひょっとしたら彼に勝ってしまうのか...などと思ったが、現実はそんなに甘くは無く、きっちり付いてこられて、じきに軽く千切られてしまいました。就職活動中でまともに練習していない状態とはいえ、あのショウタ君に一度でも追いついたのは自信になる。そしてそのままゴール。昨年みたいにちょい刺しされることもなかった。

リザルトはショウタ君共々年代別優勝。チームメイトと同時優勝なんて、こんなうれしいことはないですな。

■メモ
・ショウタ君曰く、ものすごいハイペースレース
・最大レベルの減量、身体中に血管が浮き出てて、最高の仕上がり
・3本ローラーによるアップは危ない
・事前ローラーはやはり良い

■新しい試み:
・レース前2日間完全レスト
・食事制限はレース3日前で終える。金曜は普通、土曜はがっつり食べる(特に夜)