第1回あざみラインヒルクライム 3 「まぼろしの滝」

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このレースはTOJの前座レース、つまり「どうせあざみラインを封鎖すんなら、ついでに一般人向けのレースもやっちまえよ」という位置付けなので、プロのレースが終わるまで下山はできない。数時間ほど五合目で待つことになる。

このことは事前にアナウンスされていたので、着替えを預け荷物に入れておいた。さっさと着替えて、山小屋でストーブにあたりながらタカヒロさんやノリスケさん(土砂降りの中、わざわざ五合目まで登って応援に来てくれた。何を考えているんだろうありがとうございました!)、現地で知り合った人と談笑しながらまったり過ごす。一人じゃなくてよかった。

雨が止んだので「まぼろしの滝」というのを、ノリスケさんと見に行くことにする。

まぼろしの滝|富士のあるまち・金太郎生誕の地、静岡県小山町

富士山の雪解け水は地中にしみ込み、長い時間(100年単位)をかけてろ過されます。富士山全体が巨大なスポンジとなり、しっかりと水を包み込んでいるので、富士山には川や滝はありません。けれど5月中旬から6月中旬のわずかな期間、須走口五合目から御殿場口方面へ20分程の所に滝が出現する場所があり、「まぼろしの滝」と呼ばれています。雪解けが始まったばかりの富士山には、この滝を一目見たいというハイカーが訪れ、手作りで整備されたハイキングコースは初夏のにぎわいを見せています。 

徒歩20分というと近そうだけど、登山道なので軽いハイキングのようなものだ。脚の筋肉がほぐれていい運動になる。登山道にはロープが張られており、それに沿って歩けば迷うことはない。20分後(ほんとにきっかり徒歩20分だった)、そしてそれらしき滝に到着。

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まあ普通の滝ですな。ドバドバと水が流れていて、あまり「まぼろし」感がない。霧のせいでサイトの写真とは随分と違って見える。

山小屋に戻ってひたすら待つ。正午、TOJ富士山ステージが始まり、間も無く「そろそろ選手がゴールしますよ!」と声がかかる。プロのレースには全く疎いので選手の名前とかよくわからないけど、せっかくの機会なのでゴールシーンを見に行くことにする。

オスカル・プジョル選手が38分でゴール。後から続々と選手がやってくる。ステージレースなのでスプリンター系の選手は流しながら走ってるのだけど、それでも50分で登ってくるのはさすがだ。

一般選手の下山が始まる。雨がまた降り出して集団下山のペースが遅くて、中々先に進まない。我々は山小屋で待機して最後尾で降りることにする。

雨のあざみラインを、普通のジャージとスニーカー、大きなリュックを背負って下るのは、中々スリリングであった。ブレーキシューとリムが一気にすり減ってしまった。恐るべし。

タカヒロさんは年代別3位だったのだけど、下山が遅かったせいで既に表彰式は終わってしまっていた。