筑波山に行ってきた 3 若者に勝負を挑む


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つつじヶ丘でまったり過ごした後一気に下る。若者がルートを考えてくれていたので、ひたすら彼の後をついていく。ちゃんとトレーニングしている人だけあってペースが速い。ふくらはぎもケツみたいな割れ方をしている。彼としてはポタリングペースなんだろうが、おっさん的にはヒーヒー鳴くペース。

霞ヶ浦に行った時も思ったが、茨城はのどかで良い。観光地を離れると途端に人が少なくなる。風返し峠から筑波山神社に寄って筑波梅林を登る。そこそこのヒルクライムコースで梅の季節はとても良さそう。

いい時間になったので昼食。平沢駐車場のすぐ近くにある「彩食工房ひるくらいむ」というところに案内してくれた。ここらへんのサイクリストには有名なお店らしい。一軒家をそのまま改造したような店舗で、中に入ると木のいい香りがする。清潔感があって良い雰囲気だ。自転車関係のグッズや釣り具なんかが置いてある。目の前に池があるのでここで釣りでもするのだろうか。聞いておけばよかった。

日替わり定食を注文する。この日はハンバーグ定食。ブロガー的には写真を撮っておくべきなのだろうが、僕はどうしても料理の写真を撮ることができない。慢性的な空腹家で常に食い意地が張っているので、食べ物が出てきた瞬間に食いついてしまう。一度箸を入れた料理は撮る気が失せて、結局そのままになってしまう。

もちろん美味しかった。牛丼とプロテインが主食の年収300万独身40男の胃に染み渡る旨さ。号泣した。

食事が終わり、

若者「さてこれからどうしますか」
僕「じゃあちょっと平地を軽く走ってから、不動峠まで本気勝負しましょうか」
若者「おっ、いいですね」

この段階で脚に結構疲れがきていて、膝にも痛みが出てきている。もう何キロも走れそうにもない。なので最後に全力勝負を挑んでみた。若者の本気走りも見てみたいというのもある。平地なら勝負にならないが、登りなら勝てないまでも多少はバトルできるのではないかという思惑もあった。しかしこれがとんでもない間違いだったことに、後で思い知らされることになる。

f:id:raw_igu:20150921104236j:plain筑波山神社にて。ガマの油のアレをやっていた。