フランスは大人の国

初めてツールドフランスを見た。

普段テレビはあまり見ないので、わざわざケーブルテレビやCSに加入するのも気が引けていたのだが、今年からJ-sportsのオンデマンド放送でネットから鑑賞できるというので早速購入した。

サイクルロードレースというと「弱虫ペダル」程度の知識しかないのだけど、ずいぶんと弱ペダとは違うなあ、というのが印象。弱ペダでは悪者にされていた御堂筋クンとか町宮クンみたいなのが普通で、主人公チームがベタベタとくっつぎ過ぎな様な気がしてきた。まあたまたま僕が見たレースがそういう展開が多かっただけで、実際にはベタベタとくっついてるチームもあるのかもしれない。

見た目が小綺麗なのもいい。美しいフランスの自然、色鮮やかなロードバイクやジャージ、かっこいい外車のチームカーなど見てるだけで楽しい。日本の甲子園とか駅伝のような泥臭さがないところが良い。

山岳のギャラリーが邪魔過ぎて笑った。あれ日本じゃ絶対無理だよね。あれが許容されてるってのが文化大国フランス、って感じ。日本だと「正義の味方」がワラワラと湧いてきて、マナーだのルールだの喧しいことになって柵をびっしり張り巡らして警備員を大量配備するという無粋なことになりそう。フランスでも批判はあるようだけど、そういうのに屈しないんだろうね。

ギャラリーと言えば、崖の上とかかなり危ないところで見物してる人もいたな。あれも日本だと大騒ぎになりそう。日本でもうるさいこと言う人は数自体は少ないのだろうが、声の大きいクレームにすぐ屈しちゃうんだよね。結果、規制やルールがどんどん増えてみっともないことになる。

ああいったグランツール個人主義が徹底した大人の国じゃないと開催は難しいだろうな。日本みたいな細かいことにうるさい「子供の国」じゃ無理そう。