5/27 東京ヒルクライム NARIKIステージ

体重51.1kg 起床時心拍47

木曜日に今年最軽量となる50.0kgを記録。金曜、土曜と炭水化物中心の食事を摂って51kgまで戻した。練習量が増えてる分、体重が減りやすい。血管の浮き具合や腹をつまんだ感触ではもう減量は十分なので、今後は減り過ぎに注意する必要がありそう。

結果の方は最高のサイクリング日和に恵まれて年代別優勝。まあ僕より速い40代なんていくらでもいるし、たまたま今回そういう人がいなかっただけの結果なんで、そんなに喜ぶようなもんでもないのだけど、タイムは想定してたよりかなり良かったので、まあ良しとしましょうか。

総合2位の選手が40歳だったけど、総合順位に絡むと年代別からは除外されるみたい。チャンピオンクラス的な扱いになるんでしょうね。表彰式も年代別は全クラス一度に呼ばれて十把一絡げ的に行われたので、このレースは総合順位がメインで年代別なんておまけみたいなもんなんでしょうな。早く終わるので個人的には全く問題ないけど。

4:00 起床、すぐにローラー30分
5:30 出発
5:30~7:30 2時間かけて朝食を食べる(ライ麦パン、牛乳、バナナ2本)
7:30~9:30 受付とアップ
10:00 レーススタート

いつものように起きた瞬間にローラー30分。最近これは欠かせない。明らかにコンディションが上がる。朝食は車の中。運転しながらライ麦パンとバナナをちびちび齧る。

駐車場から受付&スタート地点までは5kmほど。なだらかな傾斜でアップにはもってこいのコース。30分ほど軽く回してからは、ダッシュやインターバルで身体に負荷を掛けて暖気運転。日の出ステージと同じように序盤は平坦なので、集団から千切れるとレースは終わってしまう。なのでスタートダッシュに対応できるよう、しっかりと心肺に刺激を入れておく。レース開始まで時間があるので気の済むまでアップをやり続ける。心拍の吹け上がり具合は普通。

10時レーススタート。コースレイアウトは前半5kmが平坦〜緩斜面、後半5kmは激坂込みの細い林道。

予想通り猛烈なスタートダッシュから始まる。口の中が一瞬でカラカラ。なんとかついていけるが30〜40番手とすこし出遅れる。何度が千切れそうになるが巡航速度になると少しづつ番手を上げていき、30人くらいで林道へ突入。速度が緩むかと思いきや、そのまま突っ込んでいった。さすがにこれにはついていけない。自ら千切れる。今回の入賞は厳しいか。

一人また一人とパスしていく。勾配がきつくなるともはや抜かれることはない。レース中、サイコンはほとんど見ないけど、激坂区間だけはワット数をチェックして上げすぎていないかだけを見る。ゴール直前は勾配がゆるむので、競り合いになった場合に備えて脚を残しておく必要があるからだ。

水を首と頭にぶっかけながら回す。WH9000 C24 tuにも少し慣れてきた。このホイールは軽いギアでケイデンスを上げる走り方の方が感触がいい。

最後の方で5人くらいとまとめてパスして一気に番手を上げる。ゴールが見える。後ろを確認して誰もツキイチしていないことを確認してゴール。カテゴリー別のスタートではないので、順位はわからないのだけど、周りにオッサンはいなかったので、年代別は獲れただろうなと。

ゴール後、まったり休んでると「アマテラス」という茨城のサイクリングチームの方が声をかけて下さってしばし談笑。なぜか僕の名前を御存知で少し驚いた。何でもこのチームのメンバーの方が八方ヶ原ヒルクラを主催しているそうな。既にエントリー済みとの旨を伝えて「んじゃ8月に会いましょう!」と握手して別れる。

リザルト表でこの方を探してみると50代カテでかなりの強豪。このレースでもタイムは僕とそんなに変わらない。なんだか僕の身の回りの40代後半の方々は、50代になるとライバルが自然消滅して自然に無双できると思ってらっしゃる方がいらっしゃいますが、この年代にも強い人なんていくらでもいるので、そんなに甘くはないと思いますよ。

FTP

FTPを計測した。

パワーメーターを購入した時、一度コーガン式で計測して以来、ずっとEdge520の自動計測にまかせていた。自動計測から算出される数値は、パワーゾーンにも適合するし、峠のタイムから逆算してもほぼ妥当、ゴールデンチータで解析しても同じような数値なので、特に計測する必要を感じなかった。

しかし最近なんとなくSSTがぬるい。CTLもぽこぽこ上がるし、TSSも妙に高く出てしまう。以前はヤビツ2本で230~250ぐらいだったTSSが、先日のヤビツ練では280もいってしまった。これはおかしい。てなわけで久しぶりに再計測してみた。

計測方法は今回もコーガン式。いろんな計測方法があるけど、とりあえずは最も一般的で普及しているやり方でやる。

そして241wから248wに更新。やはり下振れしていた。道理でCTLやらTSSが盛大に積み上がるわけだ。下振れしてるFTPなんて何の役にも立たないので、いろいろ反省。やはりこういうのは正式なやり方でちゃんとやった方がいいですね。

一般的には実走の方がワット数は出るらしいのだけど僕は逆みたい。一瞬のパワーは実走の方が出るけど、ある程度の時間をキープし続けるとなると、常に負荷のかかるローラーの方が高いワット数を維持できるようだ。実走だと慣性を使って前へ進めようとするのでワット数が低くなるのかも知れない。

で、更新されたFTPで早速SST。ああ、これだよ、これ。この寸止め感。関節を極められて、あと1ミリでギブアップ、というギリギリのところでキープされてるような感じ。

5/20 車坂峠ヒルクライム

体重 未計測、多分52〜53kg 起床時心拍50

起床時心拍が高いけど、これはいつも使ってる眠りの浅い時を見計らって優しくアラームを鳴らしてくれる睡眠アプリではなく、ホテルの無粋な喧しいアラームで叩き起こされたせいだと思う。

今年2回目のレースは年代別4位とい残念な結果に終わった。寒さのせいで心拍も出力もいまいち、後半、ようやく心拍が上がって脚が回り出したが時既に遅し。毎週のヤビツ練でもそうだけど、どうも気温が低いと体が動かない傾向がある。しかしこのレースはマスドスタートなのでみんな同条件。気温が高くてコンディションが良かったとしても全体のペースが上がるだけで、順位は変わらなかっただろう。

・前日
04:00 起床、朝飯(卵かけ納豆、味噌汁)
05:00 出発
09:00 到着 (移動中にSAでパン2個食べる)
10:00 下見。ゴール地点で絶景ローラーの予定だったが強風で寒いのでやめる。
10:30 温泉。自分のガリガリの体に驚く
12:00 昼飯(ざるそば、天ぷら、わらび餅、卵のスモーク、サラダチキン)、昼寝と読書
14:00 受付
15:00 チェックイン
18:00 晩飯(温かいそば、淡水魚の旨煮、串団子3本、ヨーグルト)
21:00 就寝

・当日
04:30 起床
05:30 ホテルの駐車場でローラー30分
06:00 朝飯(食パン2枚、牛乳500ml、ヨーグルト)
06:30 会場入り、アップとしてローラー40分ほど
08:30 スタート地点に移動
09:35 スタート

298番の猛烈なスタートダッシュから始まる。5人ほど先行して僕は6番手くらい。寒くて震えながらの待機後に、このロケットスタートはキツい。2年前の南郷スプリントクライムを思い出す。最も苦手なパターンだ。しばらくついていくが298番の方はちょっとレベルが違う感じなので追うのをやめる。周りもそんな雰囲気。2位〜3位争いになる。

300w越えがしばらく続く。キツ過ぎる。後でログを確認すると300w以上出してた時間は1分ほどだけど、体感的には5分くらいな感じ。早く巡航速度に落ち着きたい。275番の方が何となくペースが合いそうなのでツキイチさせてもらう。

4位までジャンプアップ。2番手の人はしんどそうなんでそろそろ限界だろう。298番は遥か先。もう追いつけまい。ここで206番がするするっと抜いていく。かなり速くて僕も275番も追うことが出来なかった。

206番があっという間に消えてしまって275番と3位争いなる。が、275番の小刻みな加速に付いていけず、じわじわと差が広がる。最大で50mくらい先行されたように思う。心拍が上がらず、あかんパターンだが、入念なアップのお陰かどうかわからないが、何とか持ちこたえて275番を目視で捉えられる範囲内の差をキープ。このあたりはちょっとした成長だと思う。

我慢の走りが続く。キツいにも程があるが、中盤以降になって心拍が上がり始めて、ワット数も上昇基調。やっとエンジンが始動。275番との差が詰まり、その先には206番も見える。206番には追いつかないだろうが、275番にはちょい挿しを狙えるかも。

しかしそんなに世の中甘くない。近づくとチェックが入り加速されてしまう。結局そのまま4位でゴール。232w 172bpm 79rpm

ゴール後、ショウタ君と談笑して過ごす。彼はまた優勝したようです。忙しくて練習する暇がないのに、大したもんですなあ。このレースは表彰は3位までなので、さっさと帰ってしまったのだけど、賞状は出たようです。ショウタ君に代理で受け取ってもらいました。ありがとう。

レース後は多少落ち込んだけど、寒さ&ロケットスタートという僕の2大ウィークポイントな状況で、何とかレースを壊さずに済んだので、そんなに悪くはなかったのかなと。野球に例えれば、ランナーを出しつつも最小失点に留めたようなピッチング、みたいなもんか。