雑兵チーム練 足柄広域農道

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以前から気になっていた足柄広域農道。信号や車が少なく、ロードバイクの練習コースとして最適だという話は、書籍やブログなどを通じて知っていたが、ルートラボやグーグルマップで調べてみると、1本道ではなく分岐が結構あってややこしそうに見える。それで何となく避けていたのだが、今回は雑兵6期生のマツさんが下見をしてくれて、彼の案内でようやく走ることができた。

チーム練の参加者はマツさん、ウルバムさん、みつさん、菅野さん、タカヒロさん、長男さんの7名。いつもの道を千切り合いをしながら走り抜ける。何かのセグメントがある度に「ヘックンに勝つんや!」とライバル心を剥き出しにしたみつさんがすっ飛んでいきますよ。そしてそれに釣られる方が数名。そこらの泡沫セグメントに興味がない僕はマイペースを守ります。僕が本気を出すのはマイ峠のTTだけっす。寒くなって待ち合わせ時間を遅くしたからか車が結構多いですな。

朝ライド名物、動物の轢死体を踏みそうになったりしながら、1時間ほどで農道入り口に到着。

噂通り、ジェットコースターのようなアップダウンの連続で僕が大好きなコース・プロフィール。最高ですなあ。ただ路面は減速帯や縦溝が多くて必ずしも良くない。加えて前日の雨で路面はウェット、その上に大量の濡れ落ち葉が散乱していてかなりリスキーであった。スクルトゥーラ7000Eの素晴らしい衝撃吸収性とデュラエース9100の良く効くブレーキのお陰で快適には走れたが、下りは細心の注意を持って慎重に。特にコーナーはなるべくタイヤを寝かさずにクリアしていく。

相変わらずマツさんの引きが強力で、ついていくのがやっと。彼が少し疲れてくると今度はタカヒロさんの引きが始まって休む間もない。後ろからは長男さんがぴたりとつけてプレッシャーをかけてくる。たまりませんなあ。序盤は車はほとんど通らなかったけど、小田原に近づくにつれてすこし賑やかになってくる。そして1時間弱程でゴール地点の公園に到着。

僕は早く帰りたかったので、ここで昼食に向かう皆さんとはお別れ。同じ道を引き返して帰着。

帰宅して走ったコースの断面図を見ると見事にキザギザ。こういうのがいいんだよな。

スクルトゥーラ7000-E 慣らし走行 宮ヶ瀬湖~道志みち~山中湖

ニューマシンに慣れる為に、道志みちを使って宮ヶ瀬湖から山中湖までゆっくりサイクリングをしてきた。晴れの予報だったのに、終日曇りがちで寒い一日だった。

概ね快適に乗れているが、ハンドルに違和感がある。バイオレーサーの結果から幅は400mmから380mmに変更。これはOK。形状がアナトミックシャローからラウンドに変えたのがちょっといまいちだ。形状には特に拘りがなかったので、何となく見た目でラウンドにしたのだが、下りでの下ハンが持ちにくい。まあ使っていくうちに慣れるかも知れないので当分これでいこう。

ノンストップで山中湖まで走り、10分ほど補給休憩をして引き返す。LSDペースで走っていたが、宮ヶ瀬湖から土山峠までの数キロだけ上げて終了。

平日にもかかわらず道志みちは交通量が多くて、あまり愉快なライドではなかった。

メリダ スクルトゥーラ7000を選んだ理由

僕にとってロードバイクはスポーツの道具でしかない。それ以上以下でもない。「所有感」やら「眺めながら酒を呑む」みたいなメンタリティは一切持ち合わせていないので、メーカーとかブランドにはとことん疎い。関心があるのは性能やスペック、価格といったところだけど、みんな似たり寄ったりで違いがわからない。「見た目で選べ」という人もいるが、僕からするとロードバイクなんて皆同じにみえる。

そんな僕が数多のロードバイクの中から、なぜメリダを選んだのか。

以前から次期マシンを買うとしたらまずショップ選びから始めようと心に決めていた。まずは良いショップを見つけて、そのショップが販売に力を入れているマシンを買おうと。僕のようにメーカーに無知無関心な人間には、これは中々理に適った選び方なんじゃないかと思う。

そこで見つけたのが茅ヶ崎のC店。知る人ぞ知るお店で、神奈川でヤビツが速い人のブログ見ると、この店の名前を見かけることが多い。店長は相当腕の良いメカニックで実業団やプロ選手の機材も扱っているらしい。店に行ってみると個人経営のプロショップといった感じで、ちょっと中に入りづらかったが、ちょうどメリダの新フレームが入荷したと店のブログに書いてあったので、それを見せてもらう体でいろいろお話を伺った。

ひとつのことを聞けば10の答えが返ってくるレスポンスの良さで好印象を持った。雰囲気が良い。僕みたいなコミュ障でも気楽に話ができそうだ。「近々試乗会をやりますので、良かったらどうぞ」ということでその日は終了。近距離でこの店より良いところはあるとは思えないので、この時点で購入はほぼ決めたといってよい。試乗会はおまけみたいなもんであった(実を言うと試乗会でのマシンの印象はそれほど良いものではなかった。こんなもんかあ、みたいな)。

ま、ともかく良い店に出会えたし、良いマシンも手に入れた。あとはローラー台を含めたトレーニング環境を整えて頑張るだけですな。もう(年齢以外の)言い訳はできない。